Word文書中でテキストを範囲選択すると下図のような「ミニ ツールバー」が現れます。

 

この「ミニ ツールバー」でフォント、配置、テキストの色、インデント、および行頭文字を編集することができます。
画面上のリボンにまでマウスを移動しなくとも、それらの編集ができますので便利な機能です。

「ミニ ツールバー」が出ているときにすぐに操作する分には問題ないのですが、マウスポインタの位置を遠ざけていくと半透明になり、さらに遠ざけると消えてします。
消えてしまうと、改めて範囲選択しなおすか、リボンのメニューを使うことになります。

一方で、いちいちテキストを選択するたびに現れてくるのが煩わしいと感じる方もいらっしゃいます。
「ミニ ツールバー」を表示されないようにするには、[ファイル]-[オプション]-[全般]において「選択時にミニツールバーを表示する」のチェックを外して「OK」します。(下図)

 

このオプションは文書単位ではなく、Word自体の設定としてなされるので、設定変更後は他の文書においても有効です。

なお、「ミニ ツールバー」はカスタマイズすることはできません。
出現するコマンドを追加したり削除したりすることはできません。