Office文書を作成・編集していくと、2日前の内容を確認したい、あるいは戻したいということが出てきます。
Excelにも Googleスプレッドシートにも [元に戻す]機能はあるものの、今日 改めてシートを開くとこの機能はクリアされていて、2日前の状態には戻れません。
そんなときは「変更履歴」機能を使いましょう。
開いたシートのメニュー [ファイル]-[変更履歴]から [変更履歴を表示]を選択します。(下図)
この操作は、メニュー [ヘルプ]のさらに右側に表示される「最終編集: X月X日」という部分をクリックしてもできます。
シートの右側に「変更履歴」リストが一覧表示されます。(下図)
一番上に「現在の版」が表示され、以下、古い編集に向かって並んでいます。
リストの左端に「▶」マークがあるものは、それをクリックして「▼」にすると、より詳細な履歴が表示されます。(下図)
これらのリストの 1つをクリックすると、その時点での編集内容が左側に表示されます。
このとき、左上に「この版を復元」ボタンを押すと、「この版を復元しますか?」と表示され、「復元」ボタンを押せばその版が復元されます。
また、「変更履歴」リストに表示される日付表示部分をクリックすると、特定の名前を付けることができます。
後日「変更履歴」を見たときにどの版であったか分かりやすくなります。
ところで、Googleスプレッドシートにはもうひとつ「編集履歴」という機能があります。
これは、あるセルに着目して、そのセルがどのように編集されていったかを辿るものです。
そのセルを選択し、マウス右クリックし [編集履歴を表示]を選択します。
すると、下図のように「編集履歴」という小さな表示が現れます。
右上にある「<」、「>」が緑色であればそれを押し、その履歴を辿ることができます。
ただし、これは履歴を見るだけで、そこに復元するものではありません。