友だちと LINEで写真などをやり取りしていて、暫くぶりにその写真を見返したいと思い開いてみると「保存期間が終了したため写真を読み込めません。」と表示され、写真が表示できないことがあります。
 
LINEでは、トーク上の写真や動画などに保存期限があります。
厄介なことに、この保存期間、以前は 2週間とされていましたが、現在は非公表となっています。
トーク内の画像の数やサイズによるものと推測されますが「詳細はご案内できません」と言われています。
 
ということは、友だちから送られてきた写真や動画のうち、取っておきたいものはどこかに保存しておかないと、見直したら削除されていたということが出てきます。
 
ちなみに、送られてきた画像を一度でも拡大表示したことがあれば、そのときにキャッシュデータとしてLINEアプリ内に保存されるため、ある程度日にちが経っても表示できるそうです。
でも、キャッシュデータを削除したりすればそれも出来なくなるので、やはり保存しておいたほうがよろしいですね。
 
写真や動画を保存する方法はいくつかあります。
 
とてもシンプルな方法が、端末に保存することです。
トークルームに表示されている写真をタップすると拡大されて表示されます。(下図)
 
その画面右下にある下向き矢印のアイコンをタップすると端末に保存できます。
つまり「ダウンロード」ですね。
端末に保存すれば、あとは他の写真と同様に整理したり編集加工したり自由にできます。
 
次に、LINE内に保存する方法もあります。
よく使われるのが「アルバム」「ノート」「Keep」です。
 
まず「アルバム」について説明します。
トークルームで写真を長押しすると、下図のようなメニューが出ます。
 
その中の「アルバム」を押します。
画面下部に出る「保存」をタップすると、アルバムの選択画面が開きます。
新たにアルバムを作成するなら「アルバムを作成」をタップし、アルバム名を入力します。
すでに作ってあるアルバムに保存するなら、アルバムの選択画面でそのアルバムを選択して保存します。
 
1つのアルバムに 1,000枚まで保存でき、1つのトークルームで 100のアルバムが作れます。
 
アルバムに保存した写真は、トークルーム画面の右上にあるメニュー(三本線)から「アルバム」を開くと閲覧できます。
見つけた写真をダウンロードするには、上述したのと同様に、写真をタップしてその画面右下にある下向き矢印のアイコンをタップすると端末に保存できます。(下図)
 
次に「ノート」をご紹介します。
 
これも操作は「アルバム」と同様で、写真を長押しして出るメニューから「ノート」を選択します。
画面下部に出る「ノート」をタップすると、そのトークルームに対して 1つのノート内に保存されます。
 
これは一種の掲示板のような使い方ができ、グループトークで使えば後でも読み返したいメッセージや写真などをメンバー間で共有して見ることができます。
 
「アルバム」は写真や動画が対象ですが、「ノート」はこの他「メッセージ」や「位置情報」なども保存できます。
 
ただし、「ノート」に保存した写真やメッセージをダウンロードしたりすることはできません。
 
最後に「Keep」です。
 
「アルバム」や「ノート」は、グループトークで使えば友だちも見ることができますが「Keep」は自分のためだけに保存する機能です。
自分用の“控え”といった感じです。
保存できるデータの上限は 1GBで、保存期間はありません(50MB以上のデータは30日間限定です)。
 
上記と同様に、写真やメッセージを長押しして出るメニューから「Keep」をタップし、画面下部の「保存」を押すと Keepに保存できます。
 
保存したデータを見るには、ホーム画面の一番上にある自分の顔写真か名前をタップしてプロフィール画面を開き、「Keep」をタップします。
「Kepp」画面でアイテムをタップすれば閲覧できます。
 
また、他で使うには、「Kepp」画面で右上のメニューを開き、画面下部の「アイテムを選択」をタップ、アイテムを選択し、画面右下の送信アイコンをタップします。
「送信先を選択」画面でトークルームを選択すれば他のトークに送信でき、「他のアプリ」を開けば、端末に保存したり印刷したりメールで送ったりと多様な“送信”ができます。
 
もちろん Keepに保存したデータを削除することも出来ます。
「Kepp」画面でアイテムを選択し、画面下部のごみ箱アイコンをタップして削除します。