LINEで文字によるメッセージやスタンプを友だちに送信する方法は「LINEでトーク」「LINEスタンプ」の回にご紹介しました。
これ以外にも LINEではいろいろな情報を送信することができます。
 
今回は写真を送ってみましょう。
送付しようとする友だちとのトークルームを開き、画面下部にある下図の赤枠のアイコンをタップします。
 
これが撮影済みの写真の中から送ろうとする写真を選択するアイコンです。
これをタップすると、端末の中に保存されている写真の一覧が画面下部に表示されます。
 
送ろうとする写真が 1枚である場合は、その写真のサムネイルをタップすると下図のように大きく表示され、確認ができます。
 
ここでは簡単な画像編集ができます。
画面上部にいくつかアイコンが並んでいますね。
左から「テキストに変換」「ペン」「回転・トリミング」「テキスト」「スタンプ」「フィルター」と並んでいます。
 
「テキストに変換」は所謂 OCR(光学的文字認識)機能により写真内に写る文字を認識し、テキストデータとして扱うことができます。
斜めになった手書き文字などは誤認識しますが、印刷文字などは実用的なレベルで認識してくれます。
 
「ペン」は写真に自由に文字や絵などを描き入れる機能で、指やタッチペンなどで上書きします。
ペンの太さや色も自由に選択できます。
この機能にはさらにボカシ機能が付いています。
ボカしたい部分を指でなぞるだけで、その部分がボカされます。
 
「回転・トリミング」は文字通り写真を90度ごとに回転させます。
また、写真の縦横比を変えたり、写真の一部を四角く残す切り取りもできます。
 
「テキスト」は写真に文字をタイプすることができます。
文字の色やサイズ、そして配置などが設定できます。
 
「スタンプ」は写真にスタンプを貼り付けることができます。
スタンプ以外にも日付や時刻、場所、絵文字なども貼り付けることができます。
 
「フィルター」は写真の色合いや明るさなどを用意されたフィルターを選択して変えることができます。
 
なお、これらの編集用ツールで加工した写真は LINEで送信するためのもので、元の写真はそのまま残っています。
 
写真の選択あるいは編集が終わったら、画面右下の青い三角形のアイコンをタップするとこの写真が友だちに送信されます。
 
LINEでは写真を一度に 50枚まで送れるようです。
 
写真を選択するときに各サムネイルの右上にある「○」をタップすると複数の写真が選択でき、送信する順番の番号が表示されます。
 
取り消したいときはその番号付き○を再度タップします。
画面右下に 9個のドットからなるアイコンがありますが、これをタップすると全画面で写真選択ができます。
また、上述した写真を1枚選択した画面の左下にある「○」をタップし、写真を左右にスライドさせても複数枚の写真を選択することができます。
 
撮影済みの写真を送るには上記のように行いますが、その場で撮影して送ることも出来ます。
 
最初の図で「写真」アイコンの左にある「カメラ」アイコンをタップすると、端末に備わる「カメラ」アプリが起動し、撮影することができます。
単に撮影するだけでなく、フィルターを掛けたり いろいろなデコレーションも付けられます。