最近は iPhone Xシリーズのようにホームボタンがない機種も出てきましたが、iPhoneデザインのシンボルとも言うべき存在がホームボタンです。
アプリを終了させたり App Switcherを表示させたり Siriを呼び出したり、何かにつけて押します。
そして、iPhone 5s以降では、指紋認証センサー「Touch ID」がこのホームボタンの中に搭載されたので、強く押し過ぎて故障させてしまうことがあると聞きます。

 

ならば、ホームボタンを使わずに操作できないかと探してみたら、ありました。
AssistiveTouch」という機能を使います。

 

「AssistiveTouch」はホーム画面から[設定]を開き、[一般]-[アクセシビリティ]-[AssitiveTouch]とタップして、AssistiveTouch画面で[AssistiveTouch]を「ON」にします。
すると、画面上に半透明の白丸ボタンが現れたと思います。
これが「AssistiveTouch」ボタンです。

 

このボタンは、ホーム画面でもアプリ画面でも表示されます。
また、既定のままでは 6つのメニューが登録されていますが、メニューを増減させたり、よく使う別のメニューに置き換えたりできます。
先ほど同様に[設定]からAssistiveTouch画面を開き、[最上位メニューをカスタマイズ]でボタン配置や設定メニューを変えることができます。

 

上の右側の写真は私が設定している AssistiveTouchのメニューです。

例えば、[スクリーンショット]は通常ではホームボタンと電源ボタンの同時押しが必要ですが、時としてSiriが立ち上がったり、スリープしてしまったりとなかなか難しいですが、このAssistiveTouchを使えば、確実にスクリーンショットを撮ることができます。
ちなみに、スクリーンショットを撮っても AssistiveTouchボタンは写りません。
また、[Appスイッチャー]は通常ではホームボタンを 2回続けて押しますが、これも AssistiveTouchで楽々操作できます。