クリント・イーストウッド監督
15時17分パリ行き
鑑賞
ヨーロッパを旅する3人の青年が
パリ行きの高速列車に乗車した際
テロに遭遇し
果敢に犯人を捕まえた実際にあった事件を
映画化した作品。
94分の作品だが
実際の事件の部分は
ラスト10分ぐらい。
最後は彼らが表彰されるシーンで
終わり。
残りの部分は
3人の友情と3人のうちの一人
スペンサーストーンの
挫折続きの半生を描いたシーン。
ストーンの目標の為に取り組んだことが
この事件でたまたま生かされた
ということを
前半部分で描きたかったのだろうが
助走/滑走路が長過ぎて
肝心のテロ事件があっさり終わってしまう。
タイトル部分はロスタイムみたいなものだ。
目標を達成出来なくても
やっていたことはいずれ生かされる
というのが監督のメッセージなのか?
クリント・イーストウッドは好みでないけど
あまり突き抜けた良作を観た事がない。。