須磨離宮のしだれ桜 | まったり京暮らし
夏日だった週末、阪急沿線で出かけた
帰り、海でも見にいこうと思い立ち、
神戸方面へ。
浜辺をお散歩しようと、須磨へやって
きたけど、午後でもそれなりの日差し
で、少し休憩しようと、離宮公園の
植物園へ


須磨離宮公園の前身は、皇室の別荘の
武庫離宮で天皇陛下の宿泊を主目的
として国家事業で、大正3年に造営。
その後、昭和20年の神戸空襲で焼失
するも、昭和33年に現上皇陛下の
ご成婚記念事業として、整備されて
昭和42年開園。
植物園は、その6年後に隣接地の
旧岡崎邸の敷地と建物を買収して
造営されたそうで、それなりに広い。
整備されてて、美しい庭園だけど、
月見山と呼ばれる高台なので、
アップダウンもあり、運動になる

一部、六甲の山の中のような風景
もありつつ、丘へ登りきると
なかなかの和風庭園。

庭園の一角には、満開の利休梅

枯山水風? 植物園と和風庭園の
コラボで、なかなかの風情。
そもそも、この月見山の辺りには
西本願寺の第22世門主・大谷光瑞
が別邸を構えてた場所を後に宮内庁
が買収した経緯があるそうで、
旧岡崎財閥と西本願寺、皇室も
縁が深い。
中には、温室も

何だったか、忘れたけど、この石も
何か独特の配置。
この近くのカフェで休憩する目的で、
ここを目指してきたけど、残念ながら
閉まってた

次なるメインエリアを目指し、温室
はチラッとだけみて、丘を降りてみると、
春らしい風景

ここは桜の名所でもあり、京都より
やや涼しいからか、まだまだ見頃の
ようだった

遅咲きの?立派な紅枝垂れ桜は満開。
そして、少し遅い時間だったことも
あり、空いててありがたい

週末の京都の名所はどこも人が
いっぱいで、ほぼ散ったとこも
多く、桜はもういいかと思って
たけど意外なとこで、こんな満開
の桜に出逢えて、幸運だった


