秋晴れの休日、散歩がてら松尾大社へ

しばらくぶりに来てみたら、今は
七五三詣での時期なのですね。
お祭りの時期が近くなるとのぼり
旗で参道が飾られて、わかりやすい

ここは、わりといつ来ても旗が沢山
で、力強くお祀りされてますよ~
という感じで、京都の西のエリア
一体が氏子地域で、今も10万戸
いるらしい氏子さんが実在する感
が伝わってきます

松尾大社を創建した秦氏は古くから
天皇に支えていて、平城京~長岡京
~平安京への遷都に大きく貢献した
ようです。
そんな関係もあり、松尾のお祭り
はその昔、松尾の国祭といわれ、
最初はおそらく朝廷主導の国家
行事だったそうで、その名残で、
今なお沢山の氏子さんに支えら
れているようです

参道に彼岸花

初めてみたけど、ブラシのようなお花

門をくぐると、紅葉が色づき始めて
います
いつ見ても、立派な本殿
松尾さんは亀が神のお使いで、
柱には亀の形をしたものが
飾られています
そして、この本殿は1542年に
建築された、なかなかの歴史
のある物だそうで、2016年に
屋根の吹替え工事が行われた
際には、木材の材料が大原野
春日山と、書かれた文字が見つ
かったそうです。
新しい発見があるなんて、興味
深いです
まん中に聳え立つのが、夫婦杉
縁結びの神様としても人気ですが、
ご神体は古くからの山の氏神様で
旅行交通安全も有名で、山を眺め
つつ、旅の祈願ができます。
お出掛け好きには、ありがたいです
お庭の玄関の紅葉もかなり色づいてます

御滝御前様
雨上がりでない日は、水量は多く
ないけど、いつ来てもひんやりして、
気持ちよく独特な雰囲気が漂っています。
京都では、東の加茂の厳神、西の
松尾の猛霊といわれ古くからの
霊山だそうですが、この場所で
それを少し感じます

そして、美しく色づた紫式部
赤い実のなる木は沢山ありますが、
こんなに綺麗な色の紫色の実は
珍しく、見かけると嬉しくなります

ちょうど、お昼頃だったので入口の
休憩所で山掛け蕎麦を頂きました。
場所がら、そんなに味には期待して
なかったけど、お蕎麦は腰があり
お出汁も美味しく、16時までの営業
ですが、価格も良心的で良いお店です

いろんな形です。
名前を知らないけど、風向きで斜めの
雲が今くらいには現れるのかな。
夜になると、昨日のお月さんの
雲みたいになりそうです
