散歩がてら、俵屋宗達の白像図がある養源院に行ってきました
季節は桜から移り変わり、つつじの季節に

こちらのお庭も つつじが綺麗です
つつじと青紅葉のコントラストも美しい

こちらのお寺には、血天井、俵屋宗達の白像図と狩野山楽の
襖絵などがいくつか展示されています。
宗達といえば、風神雷神が有名だけど、白像図の絵は遊び心があって、
今観ても可愛いらしくデザインが優れていると思います

白像図をお目当てに拝観に行ったため、大切なお寺の由来を知ら
なかったけど、秀吉の側室、淀君が父浅井長政の21回忌に追善のため、
1594年に建立されたお寺でした。
その後、火災に遭い現在の本堂は、1622年に徳川秀忠が夫人の
願いにより伏見城の遺構を用いて再建されたものだそうです。
「血天井」のことも全然知らなかったのですが、伏見城落城の際に
家臣の武士がお城を死守し、最後に自刀した廊下の板の間を
天井として、その霊を弔ったものだそうです。
宗達の襖杉戸絵は、その供養のために描かれたものだそうです。
血天井はお寺のガイドさんが、血の型が人型に見えるような説明を
してくださり、実際の床を祀ってあるのがなにか怖いと思いました。
有名な白象の絵と綺麗なお庭を観に行ったつもりが、
大変勉強になりました

散歩がてら色々なお寺を拝観してると、戦国時代やもっと古くからの
ものが、今にまで受け継がれてるのはすごいなぁといつも思います

参加してます♪
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