自由研究(タカラガイの分布) | ゆにさんの隠れ家。

ゆにさんの隠れ家。

柔道少女な娘と、元・柔道少女な母の毎日(時々旦那w)。

表題通りのテーマで、娘が取り組んでいます。

房総でよく見かけるのは、メダカラとチャイロキヌタ、オミナエシダカラ。
一方、石垣島ではこの3種はほとんど見られず、多かったのはキイロダカラとハナビラダカラ、ナツメモドキ。
じゃあ、この違いはどこから来ているのだろう?
(予測)

海水温が違う
潮の流れで行き着く先が違う
海底の地形が違う(珊瑚の有無)

ということで、裏付けデータを漁っているようです。
ネット慣れしていない10歳児なので、検索も四苦八苦のようですが(笑)。

本人の予想では
・メダカラやチャイロキヌタは低水温に適応、沖縄は水温が高過ぎて少ない
・キイロダカラ、ハナビラダカラは高い水温と珊瑚を好む(館山で多少拾えるのは、珊瑚の北限だから)
・黒潮に乗って幼生が運ばれる(が、流れ着いた先が生息に適していないと、成貝までは成長できず、幼貝~亜成貝が見られるに留まる、最悪、全然見られない)
・黒潮の流域で、水温域が交わり、珊瑚も生息する南紀あたりが最も多種多様なタカラガイが見られるのでは
ということらしいです。
確かに南紀はタカラガイ王国らしいよねえ……。

博物館の先生に相談して、データと照らし合わせることが出来たら、〆は

『というわけで、いずれ南紀に出掛けて実地調査をします!』

になるらしい(笑)。遠いよ~(笑)。
その前段階として、御前崎のデータも取りたいんだとか。
……まあ静岡くらいなら……何とか……。


タカラガイ好きが高じて、こうやって(小学生なりの)研究をしているわけですが。
母はちょっとしたお手伝いしか手を出せないので……まあ頑張って欲しいですね。
とりあえず土曜日、博物館には連れていってあげよう。

『貝に詳しい人がいたら紹介してね』
と、Twitter経由で人探しまで頼まれているんですが……(笑)。