みなさんは小学生だったときのことを覚えていますか?
僕は今でも鮮明に覚えています。
僕はですね、小学生が一番人生を楽しんでたんじゃないかってぐらいあのころがピークでした。
どれぐらいピークかといいますと・・・
ほらこのとおり
ね?今と違って元気ハツラツそうでしょ?
まぁこんな伊藤さんだったわけです。
そんな伊藤さんは一人遊びを開発するのがとても好きでした。
あれは小学校4年生のころでしたでしょうか。
当時、僕はハナクソをほじる気持ちよさに目覚めます。
とても気持ち良いです。
大き目のものがとれるとケースにいれて保存しておきたくなるぐらい快感でした。
しかし、ハナクソをとったあとのやり場に困っていました。
ティッシュやハンカチなんて持っていっていませんでしたし、さすがに教室内に撒き散らすわけにはいけませんでしたし。
休み時間ならまだしも授業中にハナクソをほじるともう大変。
ねばねばのハナクソが僕の指に絡み付いてきてなかなか離れないわけです。
そこである妙案が。
そうだ。どこかにこすり付ければいいんだ。
これなら教室にばらまくわけじゃないしね。さすが頭のいい伊藤さんだ。
しかしどこに貼り付けようか・・・
っと悩んだ結果、椅子の裏に貼り付けることに。
それからというものハナクソをほじってはイスにつけての毎日を行っていました。
そうこうして1ヶ月ぐらいたったある日。
いつものようにハナクソをこびりつけようと思って手を伸ばすと・・・
なんと前に貼り付けたハナクソが乾燥していることを発見します。
指でイスの裏を触るとざらざらゴリゴリするわけですね。
おー。こんなにコレクションしたのかー。
僕は非常によろこびました。
このまま夏休みに突入したらこれを自由研究にしてたぐらいです。
しかしいつまでもイスの裏に貼り付けておくわけにはいきません。
新鮮なハナクソを貼り付ける場所がなくなることを危惧した僕はためたハナクソをどうにかしてとらなければならないことに気づきます。
しかし、とれたてほやほやのネバネバハナクソと違って乾燥したパキパキハナクソはいとも簡単にとれるんですね。
パキッ。
っと。
それに気づいた僕は両の手を、イスの裏をなでるような形でハナクソを落としていきます。
パキパキパキッ!!!
っと。
こうして古いハナクソは床におち、新しいハナクソをまた貼り付けることに成功するのです。
結果的に教室にぶちまけることになるわけですが、乾いたハナクソを落とすのが楽しすぎてそんなのどこふく風です。
こうして僕の小学生ライフがまたひとつ改善しましたとさ。
終わり。