ましゅまろまま ONE-MAN-LIVE 七夕SUNDAY @山梨県南部町 油屋
ましゅまろままワンマンライブ、ありがとうございました!
いやー、猛暑の暑い一日、本当大変だったけど楽しかった!
朝、お店に妻と娘を到着するなり、向かいのおじさんが妻に挨拶をする。
なんと、妻の以前の上司の家で、お互いにビックリ(笑)
しかも、どうしてそんなタイミングで出逢合わせるのか。
そんな事は、このお店に来ると日常茶飯事で、全然珍しくない。
そもそも、油屋さんの玄関真正面にある猫の絵は、静岡のアート作家が描いたものだけど、その猫の絵を描いてもらい、飾った三日後に住みついた猫が、マスコットの「ケダマ」であり、誰もが普通は、「ケダマ」をモチーフに描いたものであろうと思う。
置いてある沢山の絵本の中の一冊を、音響の城さんがみて、「あれ、この作家さん、僕の数学の教え子です」なんて話も出る。
全然珍しくない、こんな感じの出来事は。
カウンターで隣り合わせた初の方でも、話が合い過ぎて、10年来の友人のようになってしまう事なんて、毎回のようである。
今は、各地にそのような場所が増えつつあるんだと予想しますし、実際そんな情報も得ています。
でもそこに巡り合うのは今のとこ、まだ少ない一部の人かもしれないね。
田舎というのは、わりと自然とかに憧れて、移住してきたりすると、実際は面倒くさい田舎特有の自治会みたいのがあって、都会暮らしや街中からのギャップがあればあるほど、その風土の違いに戸惑う。
自分も移住者だからよく分かるけどね。
面倒くさい決まりに縛られている割には、新しい事には余り前向きではない。
そういう面では移住者のが、希望を抱いての田舎生活だから、やりたい事は沢山あって、何とか町民と協調し、出来る範囲でコツコツと夢を実現してる人もいれば、やはり田舎での生活や事業を撤退してしまう方もいる。
ビジネスライクな発想だとキツいかもしれないね。
というか、先見性があるからこその自然回帰であり、その情熱と、先住者さんたちとの経験がお互いに融合すれば、本当に時代に合った快適な田舎生活も出来て、故郷を離れた若い人も戻ってくるような気もするんだよね。
その為には、我々のような移住者が、信頼を構築しながら良い文化を、まず自分たちが作り楽しみ、徐々にでも交流していく事なんだろうと思っています。
縁があってその土地に訪れ、その地が好きになれば同じ町民でいいはず。
そんな感じで、この地での活動がようやく始まった感じで、正直楽しいです。
住んでるところ、国籍、年齢、職業、性別関係なく、やりたい人が集まって作るイベントって、本当にやってみたかった。
それが、ようやく始まったのかな、という気持ちでいます。
油屋、ましゅまろままワンマンありがとうございました!
いよいよ動き出した南部町企画と言いましょうか、今までの開催場所で一番の自宅近くなんで、移動は楽ですが、細部まで打ち合わせを重ねないとならない事ばかりで、かなり通いながら詰めて行った気がします。
普通に喫茶店として人気で、各地にファンのいる油屋さんですから、客寄せのライブではないし、むしろ常連さんや、マスター本人が本当に面白く、楽しめる内容をやらないとならないし、そこの打ち合わせや人選も密にやっています。
そして、今回も東京のパン屋さん「プクガリ」の協力の元にフードを提供し、パンの販売もしましたが、それもほぼ完売(というか、ライブ前に半分は売れてしまいましたが)、更に打ち上げにアヒージョを作ってくれました。
あんバターサンドのあんこは三重の樹和堂から仕入れてます。
パティシエの女性が、油屋さん近くのペルー農園さんで自ら穀物を作っています。
そんなペルー農園さんも、いつも温かい目でライブを見守ってくれてますし、今回も扇風機を提供してくれたり、お客さんがバッテリーが上がれば、スッとんで対処してくれたりしました。
オードブルは「南部路」から。
プクガリの奥さんは富士の大渕の出身で、比奈出身のマスターとは古き縁で、二人ともつるさんや田中ちゃんをも良くご存知なんですね。
そんなこんなで、この近くに移転する事も視野に入れながらの参加で、これからも多いに協力し合って盛り上げるつもりでいます。
そして、韓国人キムチ屋さんの「南部や」さんも出店していただき、野菜の仕入れ先が松本が多く、これも沢山の御縁を感じてしまいました。
こちらのキムチも沢山買われていましたし、良かったですね。
何しろ、ここに集う皆さんは、身体に良いもの、自然なものをベースにした商品作りをしていますから、口にして安心なものばかりなんで、お客さんの方が良くご存知であります。
駐車場で汗まみれになり、頑張ってくれた若者は、日本でやってた事業に見切りをつけ、アメリカで様々なビジネス経験をし、日本中を旅して、縁あって今年5月からこの地区に移住しました。
そして、今回もお客さんとして訪れたにも関わらず、皆さんにオーダーを届けてくれた方たちも、みんな凄いキャリアの持ち主ばかりなんです。
こんな方たちに愛されるライブを作るんですから、こちらも真剣です。
というか、お客さんたちの方が、逆に厳しい世界で結果を出し、新時代に何かを気づき動いてる方たちばかりなんですから、年齢に関係なく、色々な苦難を越えての今があるんでしょうから、お見透しのところも沢山あるはずです。
その方たちを涙させ、ハッピーにさせたましゅまろままもblooming-birdも圧巻でありました。
ここから波及して行く流れもすでにありますし、油屋さんはライブハウスではないので、ほんのスタートにしか過ぎません。
しかし、今日この場所にいた皆さんは偶然ではないし、この先この地発信の目撃者であり皆さん視点の発信をする参加者であるんだろうと思います。
次回、8/25はblooming-birdのケンさんデザインのグッズもあるでしょうし、麻古さんのピザは予約枚数をオーバーし完売。
茅野の高原野菜はなにが間に合うのか、ピザに乗る具材は果たして何か?(なのにSOLDOUT!)
富士の名店PoliPoliからのスイーツは一体何なのか?
それまでに、まだまだ沢山の人と出逢うでしょう。
そして、鬼の嗅覚を持つヒーローズさんもさすが!
今までのうちのイベントの重要なポイントを見逃した事はありません(笑)
当初、クルマ椅子で塩尻から単身乗り込むつもりでいたんですから!
9/22秋分の日にワンマンのマリナーズもありがとうございました。
まりなさん、ましゅまろままの歌、みんな覚えてるんだね(笑)
そして、城さんも愛ある音をいつもありがとうございます。
ラストは号泣のマスターもお疲れ様でした。
手のかかるイベントほど余韻が残るものです(笑)