『それぞれのやれる事で。』

facebookの機能で、何年前の今日の投稿、みたいのがたまにupされて来ますが、懐かしかったので画像をコピーしました。

１２年前の告知なんだろうけど、アコバトル松本が立ち上がり、それが新聞記事になったのを貼り付けたものです。

確か、雪の降る中を、スタッドレス付きのレンタカー借りて行ったな～。

なぜ僕がSPゲストなのかわからないが（笑）、松本とのご縁はこの数年前、２００９年くらいに遡り、僕が富士で初めて企画した沖縄出身ミュージシャンの玉城まさゆきさんのライブに、当時はMIXIで（というか当時はSNSといえばMIXIくらいしかなかったんじゃないだろうか）出演者を募集して、参加してきた松本ミュージシャンのヒーローズさんがいました。

一度も聴いた事なかったけどね（笑）、当時のブッキングなんかそんなもんです。

でも、直感が働く、というのは当時からで、少しの間、博打の世界で生きてきたからでないかと（爆）

案の定、それからのヒーローズさんとのご縁が進み、翌年には松本のミュージシャンを集めて、僕のお迎えコンサートなるものを開いてくれました。

アコバトルという企画が、アニマルハウスのオーナーつるさんの死がキッカケで、近くのライブハウスで始まるのですが（アニマルハウスは閉店した）、これが好調で、２０１０年の１２月にSP企画で５組×３部制の丸一日企画「富士の乱」を企画し、１００名ほどの動員があり、これにも松本からの出演者が数組いたわけです。

そんなこんなで、行ったり来たりの関係が続いて、「松本でもアコバトルを！」と言う事になったんでしょう、この日の数か月前には、静岡清水arkでのアコバトル乱×３があり、竹原ピストルツアーの最終日と絡めていたので、本当に沢山の方が来て頂いたのですが、スタートに歌ったAKI BAND（バックメンバーはオール松本）で、終演後ステージから落ち、肋骨３本を折り、緊急搬送されるという事態に（汗）

なので、痛みもまだある中、なんとなくまっすぐに立てていない感じの中で、アコバトル松本の初回を歌ったのを覚えております。

なんとなく、松本の方たちには感謝されて呼ばれたのかな、と思ってましたが、いや、とんでもない、いつもこの松本の人たちにチャンスをもらいながら、協力してもらいながらやってこれたんだと思ってます。

ピストルさんとの出逢いもヒーローズさんのおかげだし、何をやるにしても松本からの団体が動員のプラスにもなってたし、静岡陣営だけでは、ああは盛り上がらなかった。

アコースティックライブを取り巻く環境も、今では比べものにならないくらい淋しかったのでね、やっててこれは凄い事だと思いましたよ。

まあ、昔話はこれくらいにして、結局、自分ひとりで出来る事なんて何もなく、全ては繋がる人ありきで、それぞれがそれぞれの個性を発揮して、それをとりまとめる事が出来ていたから大きな事がやれるんだと思いますね。

今もそうだけど、ひとつのLIVEを構成すると、色んな個性があって、それぞれに得意とするものが違ったりします。

いや、むしろ違った個性を組むからこそ面白いドラマが生まれると思うんですね。

演奏凄いけど、集客全くダメ（笑）みたいな人もいたり、告知なんか打つ前にどんどん人を集める人もいますし、いつも後片付けの最後まで付き合うお客さんがいたりで、そう、全員でひとつの「楽しい夜」を作ってる気がしてます。

雨々（dsk.ogさんの兄弟ユニット）の、「えびとかげ」の歌詞じゃないけど、「君はハモるの苦手だから、ここは僕がハモりに回る」みたいな事が、自然と出来、やったことを押し付けない、その代わり自分が不足してる部分を補ってくれたり、勉強させてくれたりする環境があれば、全員が生きれるわけですよね。

なので不得意な事を克服するのも大切ですが、得意な事をどんどんやればいいと思うんです。

僕はそういう関係性を見るのが得意だから、音楽なんてほど遠いほどの知識も技術もないですが、こうして１０数年イベントが作れているんだろうと思います。

今も、こうしてイベントがやれるのは、皆さんのおかげであります。

ありがとう、感謝します。

2/18（日）　静岡ジャパニーズモンスター　HARMONIZE☆BAR 3

※SOLDOUTになりました。立ち見ご希望の方は、若干名可能かと思います。

メッセージか、各出演者経由でご相談ください。
18:00 OPEN 18:30 START 2500（１D別）
dsk.og
あぶぅ
汰生喜
cozmu
Mayumi＆Seiji