私の中の「親父」が目覚める ACOBATTLE☆CLUB 2 @浜松POPS倶楽部
昨夜は浜松POPS倶楽部「ACOBATTLE☆CLUB2」 ありがとうございました。
一回目、二回目とやって来て、ここの企画の空気感というか、作っていく方向性みたいなのが、なんとなく見えて来たような気がします。
LIVEというのは、集う音楽も勿論大事ですが、そこにいる人達や、マスターの人間性、箱の空気など、それぞれに違うから、イベント自体の出来上がり方も違うもんだし、それでいいと思います。
以前より、地元ミュージシャンがしっかりとしてる運営の出来る浜松のシーンにおいて、本当にアウェーのミュージシャンで構成されるブッキングものの企画が多い僕のイベントを持ち込む機会もなかなか無くて、諸条件をクリア出来て、お店も前向きに手を貸してくれるPOPS倶楽部は、まさに自分にとってもありがたい存在です。
また、広い静岡県を通過する際のツアーミュージシャンにとっても、活躍の場を広げるのに浜松という地域は、是非とも押さえたい地域だよね。
aroさんも言ってたけど「都会でビックリした」と(笑)
そう、本当に大きな街で、静岡駅周辺のような密集してる賑やかさとはまた違って、余裕のある賑やかさをと、熱を感じます。
山梨の南部を午前11時半に出て、新清水~新静岡だけを新東名を使い、あとはバイパスで渋滞を含め二時間半で到着。
予定してた時間より、一時間も早く着いたので、ちょっとラーメンでも食べようと裏通りを歩いていたら、昼間っから飲める店も沢山あるのね~(笑)
消えゆくネオン、開かずのシャッター街が増える東部の夜からしてみれば、ここはまだ楽園が残ってる感じがします。
車のハンドルにも「遊び」が必要なように、人には適当な「緩さ」が必要だよね。
POPS倶楽部にも、そんな適度な「緩さ」も感じるけど、それがとても自由で、楽しさを感じるよい箱だと思います。
マスターLilyさんが、遠征の度によく飲んでるドリンクが、店のカウンターに山積みになっていた。
SAなんかによく置かれてるエナジードリンクなのだが、こんなセクハラまがいのドリンクが、こんな時代にあるのか(笑)
なんと光明な。
ジョーク、ましてや親父ギャグが通じない四面楚歌の男たちが、ここぞとばかりに話題にしたい一品であります。
しかし、このデザインの女性、誰かに似てないか?
河原優子モデル疑惑(笑)
アルバイトしたのかー?
という事で、こんな下品なネタにも付き合ってくれる美人はそういない。
それを、横で笑って見てる旦那風太さんに申し訳ないが、やはりそこがShangri-Laの良さであり、2018年もこんな感じでシーンを楽しませてもらいたい。
そもそもPOPS倶楽部というのは、元キャバクラらしく、造りも備品も、そう言われてみればそんな感じで、同ビル内にも元気よくセクシー系キャバクラが営業してるし、そこからしてみても、なんとなく僕は居心地がいいのです。
そこはかとなく「緩さ」を感じる安心感、どこからとなく湧き出る笑いがいいよね~。
みんな、おいでー。
さてさて、LIVEの方は、僕がTOPで3曲ほど。
Lilyさんにも歌でご挨拶したかったしね、年頭一発目として少し歌いました。
そしてLilyさん。
ここ二回ほど、最近のLilyさんのステージを観ましたが、本当に重厚な歌の念というか、思いが伝わる方で、そこの部分がちょっと希薄で、自信のない方は、この後やりにくいはずであります。
普通なら、このポジションで歌ってもらったら、後はゲストとか、百戦錬磨のミュージシャンとかじゃないと、バランス的にもおかしくなるんですが、それがゆえに僕もブッキングには相当チカラを入れています。
チームしめちこちゃんは、浜名湖以来の浜松で、まあ、初のようなもの。
前半、ちょい音響トラブルがあったものの、後半の曲でしめちこちゃんらしさのステージで印象を与えたんじゃないだろうか。
年末に気になっていた横ちゃんの喉の調子も、やはり炎症があったという事で、周りのミュージシャンやみぶーさんが心配したけど、薬で治療できる範囲で良かった。
以前よりも声が綺麗になってるんだよね。
歌い手さんは喉が命ですから、気になってる方は早めに診てもらった方がいいです。
Shangri-Laの今年の出来上がりもとても良いスタートでした。
安定感と躍動感が溢れていて、とても良いコンディションじゃないかと思いました。
2018年は、かなり外に出て行くスタンスになるのではないのかな。
このPOPS倶楽部から、更に西にも縁が繋がるし、いわさききょうこさんや常富さんなどの大御所とのツアーもあるみたいで、LIVEのスキルアップが更に期待される一年になるんではないでしょうか。
そしてaroさん。
年末に完成した坂田ギターの音色が、本当に心地よくて、おそらくご本人も相当気持ちが良いんじゃないでしょうか。
歌い始めたら、ステージや客席に広がる世界観に引き込まれてしまうのですが、去年一昨年と、200前後のステージを走り抜けた実績を感じる、本当に重厚なものを感じます。
キャリアは10年以上で、かなり昔からaroさんを知るみぶーさんも、本当に絶賛していました。
ステージと、運営のセルフプロデュースが出来る方なんで、2018年も着実に実績を上げる事でしょうし、一本一本のLIVEのキャパも上がるのは必至。
今回、初の浜松でしたが、この後も絶対に通ってもらいたいし、聴いてもらいたいイチオシのシンガーです。
年明けで、出演者の皆さんもブランクが開いて、始まりはちょっと固かったけど、やはりいい演者の音楽を聴いていると、終演後は完全にほぐれて、いつもの感覚に戻っていた。
やはり、これが音楽の持つチカラで、説明のしようがないんだけど、お客さんも含めてアフターで二時間くらい談笑。
LIVEの時間と同じくらい、その場を離れられない楽しさって何だろうね。
納得の行く感動があったりするのもそうでしょうけど、それぞれに展望もあるから、次のチャンスを模索したり、LIVE中は決して口に出さない、対バンの演奏を讃えたりですぐに時間は流れて行きます。
LIVE後のこういう時間も、本当に僕は大好きで、これがあるから次もやりたくなっちゃうんだよね(笑)
今年も、良いスタートが切れました。
皆さまのおかげです。
本年もよろしくお願いします。