ホラーな土肥。英祐一ツアー二日目@土肥CRAZY SPOT 31
やー、終わった。
疲れた。
武田英祐一ツアー三日間終了しました。
帰ってきて、さすがに爆睡、ブログ遅れてすみませんでした。
それにしても、本当に凄く楽しい三日間で、英祐さんは勿論だけど、共演陣のクォリティの高い事ったらなかった。
みんな、メインでツアー組める人達ばっかりだし、レベルもユニークさも、そう他にない企画だと自信を持っています。
本当に集まってくれた素敵ミュージシャンと、各お店のオーナーさん、スタッフさんもありがとうございました。
そして、遠方からも駆けつけてくださったお客様も、本当にありがとうございました。
しかし、演者さん自身がかなり遠方からの参加で、北海道、高知、石川県金沢から来てるんだから、もうそれだけでも経費アウトだ(笑)
なので、演者さんだって、マイナス覚悟で来てるわけですが、それでも二つ返事で、いや、ご自身から進んで参加したいと言ってくれて、実現したようなブッキングであります。
なので僕も、おそらくクレスポのtomoさんも、同じようにそんな姿勢で、この土肥の音楽シーンを必死に作って来ています。
もう、いい加減パンデミック状態で人が押し寄せて欲しいです(笑)
しかし三林夏子さん(natsu)
聴けば聴くほど凄さが分かる。
土肥も8時間かけて、もう3回くらい来てるのだけど、毎回チャレンジ要素を含めた、同じステージは決してやらない、それだけのポテンシャルを秘めたミュージシャンなんです。
僕が大好きな「空」を、どうしてもピアノで歌いたいと、二週間前にキーボードを購入し、猛特訓して臨んだそうなんですが、ピアノだって上手じゃないか。
毎回毎回、驚かされっぱなしで、完全にファンです。
このツアーに「参加したい」と意志表明をした中川千夏さんはご存じ高知県から。
本当に凄いシンガーソングライターで、いつも凛としながら、どんなポジションでも、どんな対バンでも、安定したご自身のステージを努めてくれます。
そんな千夏さんが、今回のツアーで僕の娘の歌を作ってきてくれて、これには本当に泣いた。
千夏さんは、自分の身の回りの人達や出来事を歌によくしますが、生活や生きてる事が歌であり、活力である方で、かなり大きなデビューも止めて、その姿勢を貫いているんですよね。
そう考えると、この日の出演者全員がそうだね。
土肥にはソロで何度か出演してるもよぽんですが、atomicfarmでは初で、やっとそれが実現出来ました。
atomicfarmの作り出す歌の世界も、媚びずに自分たちの歌と演奏を繰り広げます。
オリジナリティも実力も、間違いなく全国に通用する静岡県のバンドで、本当にその時を見届けたいです。
本来はエレキバンドですが、こうしてアコスタイルで全国の指折りのミュージシャンと組んでいます。
ノリにノってる武田英祐一さんの登場。
それは、もう圧倒的に迫力もオリジナリティも爆発的なステージです。
いや、本当にもうお近づきになる事すら、普通は程遠いポジションに立ってる方なんです。
だから、こうして全国から凄いミュージシャンも集まってしまうし、音楽を真剣にやってる者には、「憧れ」の存在でもあります。
ミュージシャン達が思っているその価値が、リスナーにも拡散して行くでしょうし、近い将来にみんなが知るようになる事でしょう。
ツアーというのは、経費との兼ね合いもあって、打ち上げもささやかなものだったり、やらない事が多いんですよ。
でも、今回は思い切ってクレスポで打ち上げをやる事にして、みんなでゆっくりと話をしてもらいました。
地魚の船盛をtomoさんが用意してくれて、まあ、それでもささやかな会費ですが、楽しく語りました。
繁盛期の土肥ですが、とても安くて快適な宿をtomoさんが取ってくれたのですが、そんな素敵な宿も音楽シーンと結びつけようと、必死に動くtomoさんなんですが、実際伊豆の中でも凄い人達が歌いに来る地なので、本当に町興しをやってしまうんではないかと思っています。
夜は掛け軸からダルマが飛び出したり、謎のトイレットペーパーミイラ男が出たり、とてもホラーな土肥の夜でした。
おかげで、みんな寝不足です(笑)
皆さま、ありがとうございました!