4/22(土)は特別企画 ACOBATTLE☆JUNCTION EXTRA | AKIなんすけど・・・。

4/22(土)は特別企画 ACOBATTLE☆JUNCTION EXTRA

4月は定例のACOBATTLE☆JUNCTIONの他に、もうひとつのJUNCTIONがあります。

 

ACOBATTLE☆JUNCTION EXTRA
番外編ですよね。

 

このお話を頂いたのは、富士の音楽シーンで、それそれはお世話になったdaisukeさん。

 

ブログでは何回か書いていますが、もう一回説明しておきますと・・・。

 

縁あって、富士市の地元ライヴハウスに、もう10年くらい前になるのか、通い出しまして、月に一回のアコナイに参加して楽しんでいた時期があります。

 

集客とか、自分の歌の出来栄えとか、そんな事は全く気にせず、自分がノルマ払って歌わせえてもらって、お酒飲んで酔っ払っていればいい感じの楽しみ方でした。

 

当然、他人の演奏を聴く耳もなく、アコナイ以外のイベントには顔も出さなくて、それよりかはオーナーがやっていた別の稼業の蕎麦屋さんで、仕事上がりに一杯飲んでいた方が楽しくて、毎日のようにそのお店に通っていた時期があるのです。

 

そのオーナーは、自分のお店に出演したバンドの音楽や、好きな音楽を毎日聴かせてくれて、「これ、どう?」っていつも訊かれていたっけ。

 

メジャーで有名なバンドもあれば名も知れない売れてないバンドの音源も同じように、大事に毎日聴いてたっけね。

 

 

正直、自分が歌えば楽しいスタンスだけの僕には、ましてや名もないバンドの音源など興味もなく、良し悪しもサッパリ分かんなかった。

 

ただ相槌うって「うんうん」と聴いていただけだったんだけど、rainmanというバンドのCDを聴いた時に、目から鱗が落ちたというか、「このバンドなら聴いてみたい」と思った。

 

地元のバンドだったんだけど、結構ツアーにも出ていて、集客も良かったバンドで、たぶん、初めてだと思うんだけど、お客としてバンドを聴きに行ったのが、このrainmanで、バンドリーダーでボーカルがdaisukeさんでした。

 

 

この出逢いをキッカケに、インディーズ音楽に傾倒していくのですが、それからは、自分の音楽の嗅覚というものを、色んな人と意見を交換して確かめたり、何か大きく方向性が変わって行ったのを覚えています。

 

 

オーナーがやっていたイベントの手伝いや、オープニングアクトをやせてもらったりして、今にして思えば、そこで結構学んだ事が沢山ありました。

 

 

そんなオーナーが事故で突然亡くなり、そこのライブハウスは閉店になる事が決まって、閉店前のアコースティック企画を二日間僕が受け持って、最終日の伝説とも言われるイベントにも、rainmanやギターパンダさんやゲタカルビ、ニューロティカ、スーパーサンダース等と、同じステージに立たせてもらいました。

 

なんだかんだ、そこのお店のオーナーに育ててもらったと言っても過言でないdaisukeさんが、ステージ上で大泣きして歌ってたのを、今でもよく覚えています。

 

 

それからは、僕は近くのライブハウスに誘われ、アコースティックイベントを毎月やるようになったのですが、それが現在の「アコバトル」です。

 

それと同時に、オーナーが今まで自分のお店で歌わせて来たツアーミューシャンの企画をやったり、当然rainmanもかなりの企画をやって来ました。

 

そんな噂を聞いてか、沢山のツアー企画をするようになったのですが、もうライブハウスというのはブームではないし、巷の音楽シーンを継続させるのは、本当に難しくて、無くなるお店も、辞めるバンドもどんどん増えて来ました。

 

そんな中で、rainmanも解散したんですよね。

 

お客さんがソコソコに入っていても、バンドで動くのは本当に厳しいし、良い音楽を継続させる事って、それだけじゃ難しいわけですね。

 

 

そこで、daisukeさんはrainmanのメンバーでもあり、実弟のtomoさんと、雨々というユニットを組むのですが、これがまたいいユニットで、僕のアコースティックの企画には持ってこいのスタイルでした。

 

 

 

 

これも企画は何回かやったのですが、お二人ともほぼ同時期にお子さんが産まれ、物凄く将来の事を考えた時期だと思うんですよね。

 

 

弟のtomoさんは、地元富士宮に「麺屋ブルーズ」というラーメン屋をオープンさせ、これが毎日行列が出来るほどの大ヒット。

 

しばらくは音楽活動も出来ない忙しさでしょう。

 

「麺屋ブルーズ」 http://menya-blues.com/

 

 

一方、daisukeさんは、音楽を続ける夢はいまだに諦めず、それを支える奥様と共に、一生懸命がんばっていて、遂に究極とも言えるバンドを作ったのです。

 

それが、「Otherghat アザーガート」です。

 

【Otherghat】
2014年3月に突然活動を停止したロックバンド「rainman」のボーカル小林大輔と、ギター山口克彦を中心に2015年2月より静かに動き始める。�ベースにラスタシーンを背景に様々な音楽を奏でるマルチミュージシャン・ケンタ コスゲを加え、鍵盤奏者には喜多郎バンド(2001年グラミー賞受賞)の中心メンバーとして世界ツアーを続けるあの海老原真二が正式な参加を表明。その後、忌野清志郎氏率いる覆面バンド・ザ・タイマーズや三宅伸治氏がボーカルを勤めるMOJO CLUB等でドラムを叩く杉山章二丸までもが正式ドラマーとしてメンバーに加わることとなった。
散りばめられ見過ごしてしまいそうな一片達を丁寧に紡いでゆく大輔の言葉に、強烈ともいわれる個性溢れるメンバー達が音とリズムで命を吹き込み、他に類を見ないロックバンドとなる。
2016年夏、otherghat (アザーガート) が動き出した。�新しい物語の幕開けである。
http://otherghat.com/

 

 

 

 

今回の企画では、バンドではなく、daisukeさんとrainman時代からのギタリスト山口克彦さんの二人編成で、Otherghatを知ってもらう為のお披露目的な、とてもレアな編成なのです。

 

なので、通常のアコバトルに近いブッキングスタイルでやる事になりました。

 

 

僕がrainman時代から一貫して思う想いは、とてもファミリーとして強い団結力を持つ方達なのだが、横の交流が反面少ないと思う。

 

そこは、きっとdaisukeさんも理解していて、だからこそ僕に話を持ってきてるわけですね。

 

ご自身もライヴブッキングもしてるし、客層も刺激も、広がりが必要だと感じているはずです。

 

今回の活動では、そこがとても「肝」になるんだろうと思います。

 

本当に同じ釜の飯を食ったような方ですから、僕も出来る限りの協力をしたいと思います。

 

【daisuke otherghat 】
1975年、富士山の麓、富士宮市にて生誕。
「rainman」「雨々」、そして現在は「Otherghat」のヴォーカリストを務める。
20代前半をユーラシア大陸の放浪に費やす。
旅の間、バックパッカーたちのみで結成されたバンドでの、ガンジス川船上ライブまでの奇跡は、ブログで発表後とてつもない反響に。

 

 

こういった感じのアコスタイルも、どんどん発信してもらいたいですね。

 

 

ブッキングは悩みに悩んで、二転三転しながら、ようやくまとまった。

 

それだけに「いいもの」がやりたかったからね。

 

daisukeさん達から見れば、ずっと後輩の、静岡で新しいロックの世界を作っているatomicfarmのもよぽんと、もよぽんがイチオシで今後静岡ツアーをやろうと思ってる「影野若葉」さんが緊急参加。

 

そして、一度聴いたら病みつき間違いなしの「内山智晶」さんが参加してくれる。

 

内山さんも若葉さんもベテランで、新進気鋭な実力者「もよぽん」は、キャリアも充分なダイスケさんにも歯応えありの対バンだと思います。

 

「番外」といえど、本当に極上な一夜が突然浮上しました。

 

是非、お聞き逃しのないように!

 

 

4/22(土)下北沢BIG MOUTH
ACOBATTLE☆JUNCTION EXTRA
18:00 OPEN 19:00 START 2700円(要オーダー)
daisuke otherghat & 山口克彦
影野若葉(ゲスト)
内山智晶
もよぽん
OA.AKI

 

 

 

 

BIG MOUTHでは着席のお客様のお通し(540円)が付きますが、量が半端ではないので、お腹を空かせて来た方が良いです。
また、立ち見になると、お通しはつきませんのでご了承ください。