逢わせたくてしょうがない。
今日もボチボチとブッキングをしていた。
これが結構神経を使う。
ただ組めばいいというもんでもないし、面白さだけ追及してもイベントにならない。
ここのさじ加減は、本当に感覚で決めるしかなくて、それがイベントとして成功すれば、この上ない喜びで、それは当日まで分からない。
何をもって成功と言えるかと言えば、「面白かった」だけでは済まされない。
関係者が、それぞれ納得の行く成果を得る事だよね。
直接的なもので言えば「報酬」なんだろうけど、間接的なもので言えば「人の縁」であったり、「スキルアップにつながるもの」であったり、様々な目に見えない後からジワジワくる結果も付いて回るものです。
その、どちらも満たされてイベントが理想なんだけど、それをブッキング段階でイメージしてやってるわけです。
なので、疲れちゃう(笑)
まあ、ある面そういう事が好きでなければ、とてもやってられない事で、昭和の時代は、よくお節介なお見合いをやたらさせたがるオジサンやオバサンがいたね。
こんな僕でも、養子や婿養子の話がいくつかあったらしいが、結果今婿養子だ(養子になる運命だったのか、つくづく向いてないと思うが・・・笑)
でも、人の縁というのは、偶然でなくても、積極的に働きかける事でもいいと思うし、誰かが背中を押してやるという事が大事なのかもしれない。
生活のベースに最低限の安定があれば、適齢期になれば結婚をしたりするのが普通な世の中だったんだけど、ここ20数年でガラリと変わってしまったね。
そもそもが、経済を不安定にさせれば、結婚も出生率も下がるから、国は滅びていくから、戦争なんてしなくても、そっちのが有効なんだよね。
だから、オセロで言えば角取りは、武器ではなく「金融」なんだってことだね。
戦争は、そんな中のひとつのビジネスなんで、混乱で儲けるやつがいるって事だ。
なので、そんな事にいつまでも受け身になっていないで、自分たちは自分たちで繁栄の策を探してやってかなきゃならないのは必至で、やっぱりそこは積極的に人が出逢って行かなければ大きなネットワークが出来て行かないと思うんだよね。
そこまで大袈裟に言わなくても、「この人とこの人が出逢ったらどうなるんだろう」と考えるとワクワクしてきてしまう。
それが、僕のブッキングの根底にあるから、ちっとも決まらないし(笑)、いいブッキングが決まれば、それはもう半分成功してるようなもんなんだよね。
それが、4~5組の人材の中で、どのような化学反応を起こすかを、イメージと結果と照らし合わせて分析してる。
だから、疲れちゃう(笑)
でも、そこが仕事だからね。
「企画やります!出演者募集!」じゃ、「ラーメン屋やります!作ってくれる人募集!」って言ってるようなもんで、そんなラーメン食いたくないわ(笑)
自分の足で動いた、各地の素晴らしい人材で作る企画だから自信があるんです。
何年もかかります。
そう思い立ってから、何年も。
でも、それはあっという間だからね。
10月の企画も、そんな思い満載のイベントが沢山あります。
まずは今週末のChanoさんのツアーが二日間あるので、新しい出逢いを楽しんでください。
これは、僕だけの事ではなく、そこにいる全員に関わる、その後の人生にも影響する事かもしれない。
だから、出逢いって大切。
今後の企画&出演予定
※ 出順は記載の下からがスタートです。
9/30(金)沼津SpeakEZ ACOBATTLE☆SURUGA<番外編>
20:00 OPEN/START 1500円(1D別)
Chano
スギタヒロキ
佐藤大介
河鹿
10/1(土)富士海山幸 お座敷☆パラダイス<番外編>
17:30 OPEN 18:00 STRT 1500円(要注文)
Chano
Shangri-La
こいけじゅん
マリナーズ
■Chanoプロフィール
福島県郡山市出身。アコースティックギターとピアノを弾いて唄うシンガーソングライター。
17歳よりライブ活動を始め、東京での活動やフランス留学を経て、2013年夏より福島に拠点を置き活動中。
柔らかなフィンガーピッキングによるギターと芯のある叙情的なピアノが生み出す、オーガニックで透明感のある歌声が注目を集め、県内の各種イベントにも多数出演中。2014年3月に自主リリースした『旅の途中』で、確固たるスタイルと存在感を示した。2015年冬、ノーマディックレコードより初の全国発売アルバムを発表。2016年よりラジオパーソナリティも務める。
10/9(日)富士 海山幸 二代目高橋竹山with小田朋美 静岡LIVE
15:00 OPEN 16:00 START
予約4000円 当日4500円(要注文)
二代目高橋竹山with小田朋美(ピアノ)
O.A huenica
二代目 高橋竹山
幼少の頃に三味線に出会い、11才で稽古を始める。17才の時、津軽三味線奏者の初代・高橋竹山のレコードを聴いたのがきっかけとなり、18才で竹山の内弟子となる。三味線のみならず、名人とうたわれた成田雲竹の格調高い津軽民謡も師・竹山から学びながら、高橋竹与(ちくよ)の名で師・竹山と共に舞台に立つ。内弟子生活6年を経て1979年に自立。翌1980年、初の独演会を東京・渋谷ジァン・ジァンで開く。以後、独自の演奏活動を行いながら、師・竹山について日本国内はもとより、1986年のアメリカ7都市公演、1992年のフランス・パリ公演など海外でも演奏する。津軽三味線の基本を大切にしながら民謡にこだわらず、様々なジャンルの演奏家たちと共演して活動の場を広げ独自の音楽表現を模索。伝統にモダンな現代感覚と女性らしい繊細さを盛り込んで、全国各地をまわり演奏活動を続けている。
小田朋美
1986年9月9日神奈川県生まれ。 幼少期にピエロと大学教授を志すも音楽の道へ。 国立音楽大学付属高等学校作曲家から東京芸術大学音楽部作曲科へと進み2012年3月に卒業。 詩と音楽のコラボレーション集団「VOICE SPACE」コンポーザー。 日本各地で谷川俊太郎、谷川賢作、小室等、佐々木幹郎各氏と共演。 2011年東京芸術大学芸術祭にて矢野顕子と自作曲&即興で共演。 2012年4月より、 日本各地で行われる津軽三味線の名手・ 二代目高橋竹山の演奏会にピアノで出演中。 2013年秋、菊地成孔率いるDCPRGツアーにサポートキーボーディスト として参加。 様々なイベントへの楽曲提供や、ラジオ番組等へのアレンジ提供、 アーティストのサポート演奏、 自主ライブ活動を積極的に行いつつ、 日本語と音楽のコラボレーションの可能性を追究している。
huenica
2012年にギタリスト榎本聖貴(ex. LOST IN TIME)とシンガーソングライター伊藤サチコの2人によりお互いの十数年の音楽キャリアの集大成の活動として結成。『音楽を生む最初の一歩目から生活圏で産み出し、その空気感も取り込んで、まだどこにもない、奥深く、かつ触れやすい新しい音楽を持って旅を続ける。』というテーマを持ち、2014年4月、1st.Fullアルバム『あざやかなとうめい』をリリース。独特な声質の2人が重ねるハーモニー、ギターとピアノ。自分たちが実際に見て来た風景を形どる言葉の旋律は、アコースティックな温かい手触りの中にも、しっかり土を踏んで歩んで来た芯の深さを感じ、他に類を見ない世界観を生み出している。年間150本に及ぶツアーを経て2016年7月20日、2nd.Fullアルバム『田の人と旅の人』をリリース。 前作に続き、ジャケットは絵本作家、荒井良二氏が担当。旅する音楽屋である。
10/10月祝 駿東郡清水町 歌の家
18:00 OPEN 19:00 START 2000円(1D込)
huenica
atomicfarm
OA.八橋健太郎