月と土星 ミューチャル・レセプションに思う | うにの日日是好日

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★賢母でありたい愚母な高齢ママの占星術と算命学を取り入れた子育て雑記&備忘録★


私の山羊座の月と蟹座の土星はミューチャル・レセプション(M/R)です。

月も土星も品位は減衰ですが、ミューチャル・レセプションにより減衰は消滅するのでラッキー配置です照れ

が、交換した先のアスペクトがソフトかハードかで状況は変わってくるというリスクも持ち合わせてます。

ソフトアスペクトならお互い交換してもいいとこ取りができますが、ハードアスペクトなら交換した先でもキツさが出るということです。
しかし交換する事により互いに分かち合うことでハードさが分散されるので、それを上手く使えたら良しです。


月、土星のM/R効果で感じたことは、
月は4ハウス火星と10ハウス天王星とTスクエアです。
火星は牡羊座・4ハウスも牡羊座で特に強いです。
しかし火星は逆行なので、牡羊座の良さが発揮されにくく素直さが出にくそうです。


月が土星と交換されると、キツく感じていた月と打って変わって火星が息苦しくなる感じです。

キツさが非常に強い家庭環境で、父親の粗暴の悪さからくるとばっちりや、母親の言いなりにならず押し退ける強さがあったのは土星の支援があったからかもしれません。
火星は土星とセクスタイルもあり、M/Rになる事で月とも良好にもなるので、キツさの中でも何とかやってこれたんじゃないかと思います。


土星は世代アスペクトの冥王星とのスクエアがあり、結構ガチです。
これが月と交換すると月に重くのしかかります。

これは母親からの非常に強く重苦しい威圧はここから来ていると思います。

この事に気付き始めたのは母親が他界して10年くらい経った頃、数年前にサターン・リターンを迎えたことも重なってか何かおかしい?今までの自分が変?と思うようになりました。
母から抑圧され閉じ込めていたモノがドバーッと出始めたのです。

この常じゃない感じがミューチャル・レセプションで、遠くからぐわっとくる感じは冥王星かもです。

火星・天王星のTスクエアだけだと、ヒステリックで短気、いつもイライラしている喜怒哀楽が激しい、急に怒りのスイッチが入るだけで、あの威圧的な重苦しさは天王星からくるものとは思えずどこからくるのか謎でしたが、

M/Rで冥王星とアスペクトした月を知った時、リアルな母親が現れて腑に落ちました。


そして、月と土星は互いにヨッドの一角にあります。
月は金星、水星とセミヨッド
土星は木星、海王星とヨッド

セミヨッドは全て同数度の誤差0度。
ヨッドもほぼタイト。

この中で交換が起こると非常にややこしく予測不可能です。

ヨッドは『神の手』
“神意のアスペクト” “宿命のアスペクト”と言われいます。

なかなか分かりずらいアスペクトではありますが、
月、土星はアンギュラーハウスの1ー7ハウスラインの一番強いハウスにいるので、良くも悪くも表面化しやすく、自分ー他人の間での事柄が暗示されているのは確かだと思います。

もがかず事を受け入れた先に道は開かれるのかもしれません。


そして唯一救いなのは土星が太陽とトライン。
すると月ともトラインになるので、月が唯一ほっこり安心できるところです。

土星は、父方の祖母の太陽とコンジャクションになります。
そこへ月も入れ替わりながらコンジャクションします。

私はめちゃくちゃおばあちゃん子で私の唯一の逃げ場所がおばあちゃんだった事も、ここから垣間見ることができました。


不思議なことにこの記事を書くまでは母親の怒った顔しか浮かばなかったのですが、書き終える頃には母親の笑った顔も想像できるようになりました。

書くことにより何かが昇華したのかもしれません〜ウインク