言い訳ばかりしているように見えるのに、なぜか嫌われない人

 







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私が長くサラリーマン時代を過ごした婦人服の会社にM課長という先輩がいました。

カミソリのように頭が切れるというわけでもなく、動きが機敏というわけでもない先輩だったのですが、いつも営業成績が良く毎月の予算を達成していました。

そのM先輩が店舗にかける電話では、いつものように「店長、忙しいのにごめんね!..」とお詫びの言葉で始まり、「・・・・・・今日もありがとうね!」とお礼の言葉で締められていました。

すまんの使い方 




その会話中にも何度も何度もお詫びとお礼の言葉が連発されていました。

その姿勢は、後輩の私たちに対しても変わることなく、「大ナギ、ゴメン、ゴメン。

これ明日までになんとかして·•・・・」とか、「大ナギ、昨日は遅くまでありがとう、すまんかったな。」とお詫びとお礼の言葉が繰り返されていました。

ところが、このM課長の口から繰り返される「ゴメン」、「すまん」という言葉には決して「言い訳」としての「お詫び」の意味が強調されたものではなく、優しさからにじみ出てくる「気にかけていますよ」という気持ちが伝わってくるものでした。

このM課長は、どうせ仕事の依頼をするのならば、お互いが気持ちよく仕事をしたいという思いが強かったのでしょう。

その気持ちよくなってもらおうという代表的な言葉の「ありがとう」を発するためのセットとして「ゴメン」、「すまん」という言葉が出てきていたのです。



まとめ 



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明るく大きな声で発声されたその言葉には、私たちを元気にしてくれる響きがあり、誰もがM課長を慕っていました。

「ごめんなさい」とか「申し訳ありません」という言葉は「お詫び」の為だけにある言葉のようにとらえられがちですが、実は人とひとを結ぶ優しいクッション言葉であったりもします


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