レディースデーの理不尽なシステムを利用して、
『お買い物中毒なわたし』
を観てきました。
以下ネタバレです。
製作は「パールハーバー」や「パイレーツオブカリビアン」のジェリー・ブラッカイマーですが、ビルが破壊されるとか、自由の女神が粉砕されるとかのド派手さは皆無でありました。(当たり前だ)
話しは、「んなバカな」の連発で、まぁ買い物依存の顛末って感じでした。
なんせ、主人公レベッカの一万ドルの借金から話しは始まる。
さすがアメリカ流の「何でもカードで!!銀行に金がなくてもカードという、魔法のアイテムでオールオッケー!!」という感覚は、一味違う。
私なら、服や靴につぎ込んだ祭りの後に残ったのが、100万を超える借金とかなったら、山中で首をくくる算段をつけているところです。(家で死ぬと、家の価値が下がるので)
しかし、レベッカの凄い所は、それでもまだどうにかしてスカーフを買おうとして、ホットドッグ屋で会った男性に金を貰う。(その執念は称賛に値する)
しかもそのお恵みの相手は、NYの名士の御曹司だったりするから、この辺からファンタジーになってゆくのですが、嘘で塗り固めたシンデレラ城の階段を駆け上った果てに、借金取りに地獄の釜へ落とされる、まぁありきたりな話しです。
結局、最後はイイコちゃん(ただし一文なし)になって、王子が迎えに来てハッピーエンドとなるのですが、主人公の買い物依存の答え
「ショッピングをしてると幸せになるの。でもその幸せは長くは続かない、だからまた買うの」
という、バカ女の典型のような答えに、非常に共感しました。
ショーウインドウの前に立つと、何とも言えない高揚感があります。
ほんと、ワクワクして幸せな気分になる。
ギャンブルと同じで、止められなくなる気持ちも、よくわかります。
しかし一番学んだことは、「履歴書に嘘はつきもの」ってところでしょうか。
フィンランド語ができるって書けばよかった。(笑いのネタにぐらいなったはず)
期待していたほど、高級ブランドの品々が出なかったのが残念です。(プッチとプラダぐらい)
この話しは、全編通してコミカルで、明るい雰囲気でしたが、同じ依存性でも、
『アルコール中毒なわたし』
とか、
『ドラッグ中毒なわたし』
では、終始湿っぽい空気満点でしょうが。(そもそも映画にはならない、ドキュメンタリーとかか)