皆様こんにちは。
すでにnatsumintさんの記事で御存知だと思いますが、キジ子ちゃん、虹の橋を渡りました。
肝臓に満遍なく広がったリンパ腫、酷い貧血。
厳しい闘いは覚悟していました。
投薬、サプリ、病院搬送、居場所。
考えつくことは打ち合わせ済みでした。
一度も我が家の敷居を跨ぐことなく旅立ってしまったキジ子ちゃん。
natsumintさんの深い悲しみに張り裂けそうな気持ちです。
悲しみを悲しみで終わらせない。
キジ子ちゃんは福島被災地の使者として遥々辛い身体で東京まで来たのではないかと思っています。
あの大震災から6年が経とうとしています。
人間の4倍の速さで生きる犬猫たちにとって人間の四半世紀にも及ぶ長さです。
安全な居場所、暖かい寝床、安全な水、毎日の食事、そして安心できる飼い主との暮らし。
全てを奪われたままの四半世紀。
子猫は成猫に成猫は高齢猫になり、給餌の度に姿が見えなくなる子が増えています。
6年の歳月は強烈な印象を風化させ、支援の輪は小さくなるばかり。
関わるボランティアさんのお宅はどこも行き場のない保護猫だらけです。
ボランティアさんたちは仕事も生活も私財も投げ打って只々被災地の子たちのために奔走されています。
助けを待っている仲間たちがいる。
助けて…
キジ子ちゃんの頑張りはそんな叫びを全身全霊をかけて訴えているように感じました。
猫白血病と長く付き合ってきたので、赤血球が10パーセントを切ってしまったら24時間もたないことはわかっていました。
22日夕方、natsumintさんから7.6パーセントに落ちたと聞き、何かできないかと相談してうちの子に飲ませているサプリを持って会いにいきました。
直前に輸血をしていただいていましたが、酸素室に入ってグッタリしていたキジ子ちゃん。
natsumintさんの呼びかけに応え気力を振り絞り立ち上がりサプリをふた舐めしたキジ子ちゃん。
偉かった。
凄い頑張りでした。
涙を堪えるのが精一杯でした。
23日、一旦は11パーセントまで持ち直しました。
夕方四時頃natsumintさんが会いに行くと酸素室のドアまで来て小さくお返事したそうです。
その後病状が悪化して虹の橋を渡りました。
残業を終えて帰宅のため運転中に訃報を受け取りタマと2人で駆け付けました。
natsumintさんはキジ子ちゃんを子猫の頃から知っていました。
会いに行く度カロリーエースを欲しがり側に来るかわいい子。
こんな体になる前にどれ程連れて帰りたかっただろうと思うといたたまれません。
限られた時間、限られた居場所、限界。
どれ程悩まれたことだろう。
今日も気力を振り絞り被災地へ給餌に入られています。
この記事をご覧くださった皆様、どうか被災地を忘れないでください。
ボロボロの体で仲間の救済を訴えたキジ子ちゃんという猫を忘れないでください。
周りに猫を飼いたいという人がいたら被災地の子を家族に迎えるという選択肢があることをお伝えください。
お悔やみはいりません。
僅かでも被災地の子に御支援ください。
うにゃ家から切にお願い申し上げます。
悲しいのは病気じゃない。
悲しいのは震災じゃない。
悲しいのは忘れられてしまうこと。
悲しいのは助けられないこと。
悲しいのは声なき声が届かないこと。