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大変ご無沙汰しております。
コロナ禍の日々皆様如何お過ごしでしょうか。
昨年国内で感染拡大が始まったあたりから不安でいっぱいでした。
感染よりも生活を維持していくには何ができるのか。
どう生きていくのか。
何を諦めて何を優先するのか。
東北大震災の時よりも長く、広く、先が見えない毎日。
まだまだ気持ちはいっぱいいっぱいです。
年も取っちゃったしね(TT)
できることをひとつでもみつけて
進んで行こう。
立ち止まらずに。
すっかりブログを書く、読むという習慣がなくなり、その節は支えてくださった皆様には不義理ばかりで申し訳なく思っております。
ただただ必死に生きています。
ご挨拶だけでもと思い、アップしました。
皆様と皆様が愛する存在が安心して健やかに過ごせる日が1日も早く来ますことを祈念しております。
令和最初のお正月、皆様如何がお過ごしでしょうか。
ナミちゃんは毎日マグロのお刺身を召し上がって艶々です。
ケルを見送り、仕事もバタついて、年末は慌ただしく過ぎていきました。
生まれて初めて一人のお正月を過ごしています。
みんにゃそれぞれに気ままなお正月です。
励ましをくださった皆様、ありがとうございました。
苦しがって網戸によじ登るケルの姿を見た人が猫ボラさんに連絡して助けられた親子。
もずくと幸ちゃんは緊急手術で子宮を摘出しなければならないほど大変な状態だった。
新しい家族を探すための血液検査で全員が白血病キャリアとわかり、どこにも行き場がなくてうにゃ家にきました。
幸ちゃんは名前の通り幸いに素敵な家族が迎えてくださいました。
人に慣れず、ひっそりと我が家にいたパパと二匹の子供達。
初めてパパクラムに触れた翌日にクラムは白血病を発症して虹の橋へ。(上の画像は亡くなる数時間前のクラムです)
うちの子になって僅か1か月3週間。
直前まで私は中国に出張していて、懐いてはくれなかったけれども私の帰りを待っていてくれたようでした。
子供達を頼みたかったのだろうと今でも思います。
やっとやっと安心できる生活が始まったのに。
吐血すると何日も食べなくなり、みるみる痩せる。
復活すると一日に10パックもパウチを食べてあっという間にも元通り。
触るまで半年もかかったけれど、甘えん坊でかわいいかわいいケルは病院でも可愛がられてました。
あの食事量の大きな落差はあの小さな身体に負担にならない筈はなく、いつも心配していました。
最期は腎不全でした。
よく頑張りました。
よく発症せずに…
私の言いつけをよく守り、衰弱して歩けなくなってもごはんを食べに行こうとしていました。
幸せだったかな。
みんにゃに会えたかな。
人間によって地獄のような日々を生き抜いた親子。
人間によって救出されうちの子になって短い生涯を終えて、私はどれほどのつぐないができたのだろう。
クラム、幸ちゃん、もずく、ケルプ。
死ぬ程辛い目に合わせたのは人間。
救ったのも人間。
恨みがあるのも当たり前な状況だったけれど、みんな優しい目をして旅立った。
ほんの少しでも幸せを感じることはできただろうか。
恨みに囚われた魂は綺麗になっただろうか。
別れの悲しみは出会いの喜びと気付いただろうか。
新しい体を神様にいただく日がきたら、優しい目をして生まれてこられるだろうか。
そしていつか恨みの目をした誰かを救う日が来るだろうか。
みんなに会えたから。
みんなと暮らして、心配して。
何を食べさせてあげようかと考えるだけで幸せだったよ。
ありがとう。
虹の橋でいい子で待っててね。
午前休を取りました
午後は抜けられない会議があり
後ろ髪を引かれる思いで会社にいきました
かあちゃん、いってらっしゃい
ケル、待っててね
絶対待っててね
急いで帰ってくるからね
いってらっしゃいが云いたかったケル
かあちゃんが泣くところを見たくなかったんだね
パパクラム、幸ちゃん、もずくが待つ虹の橋へ
独り静かに旅立ちました
そろそろ9歳
可愛くて可愛くてただ可愛くて…
皆様、ありがとうございました。
今朝のケル。
力を振り絞っていつものように私の後をついてきて、トイレしてお皿の前に。
ケル、待っててね。
後ろ髪を引かれる思いで仕事へ。
早く帰りたいのに残業。
早く帰りたいのにドアを開けるのが怖い。
ありがとうを伝えます。
大好きを伝えます。
ケル!