たまには別ジャンルの話 | F氏の気ままな部屋(ホントにきままです)

たまには別ジャンルの話

すみません。まだデジラマ出来ないです。こういう時のストック原稿から、今回は掲載いたします。



ブログ開始から、基本的にプラモの製作日記+プラモ論で書き続けてきましたが、たまには違うことも書きたくなったので、今回は


教育論です。


塾講師・家庭教師として20年以上やってきた中で感じたこと・・・。

 

題して「伸びる生徒・伸びない生徒」


①伸びる生徒


まずは、出された宿題や勉強面のアドバイスへの取り組みが肝です。僕が生徒に勉強を指導する場合、10出した指示のうち7やってくれればいいと思っています。それだけで、学業成績はかなり伸びます。

 

しかし、10出した指示を15にも20にもする生徒がいるんですよね。こちらの期待していた以上のことをやる生徒がいます。

 

何故かっていうと、自分の目標が明確であるから。つまり、自分に妥協しないんですよ。

 

今年受け持っているAくんはその顕著な例で、3月に引き受けたときは学年で下から2番目という散々な成績でしたが、現在は学年の中位まで上がってきています。

 

彼は、部活の関係でどうしても行きたい高校があり、それに向けて頑張らなければいけないとずっと思っていたそうです。しかし、方法がわからずに低迷してたので、僕はその背中を押しただけ。

 

当然、出された宿題は忘れたことはないですし、勧めた問題集はすぐ購入して実践し始めます。

 

大切なのは、将来像を描けているかどうかですね。だから、僕は指導する受験生たちに常にこう言ってます。


「学校見学で行った高校の制服を着て、そこに通学している自分を想像してご覧よ。それが目に浮かぶなら合格できるから・・・。」


②伸びない生徒


もちろん、指導者としてはいろんなアプローチをしていきますが、指示した内容に対して甘く考えている生徒は厳しいです。


共通して見えるのは、ダメな理由を自分ではなく他のもののせいにすること。


宿題ができなかった→兄弟が邪魔した。部活で忙しかった。疲れていた。


なぜ、自分が意欲なかったことを言えないのでしょう。また、かなりの苦言を呈するとすぐに逆ギレして、自分の責任はそっちのけ・・・。


つまり、自己保身に主を置くタイプはけっこうお手上げです。


なんせ、勉強の姿勢を親に報告すると「ちくった!」と言って怒り出すケースもあります。月謝は生徒ではなく、親から貰っているわけですから、親御さんに話すのは僕としては当然ですね。

 

  

 

まあ、仕事上ではどんな生徒であれ、成績を伸ばすための引き出しをフル導入して戦っていますが、仕事以外ではそうも行かないですね。

 

何度も注意したことを守らない。人の嫌がることを重ね重ねやっても許さない人のせいにする。そんな生徒では、何度も苦言を言って気付くの待つだけ。 


プラモ作りを趣味にしてると、どうしても中高生と接することがあるんですが、この子はいくら言っても伸びないし、指導するのが無駄だと思ったら声も掛けたくないのが本音です。

 

ただ、そんな厳しい事を言っても自己反省して、自らの悪い点を認めて欲しいなって思うのが職業病かな・・・。

 

それに気づけば、成績面も変わって、非常識でもない向上心のある良い大人になれるのにね・・。


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