家電量販店Y電機からわかるガンプラ事情 その4
僕の行動範囲に存在するY電機は4店舗ありますが、その中で、作成キットを展示しているのは当初K店のみでした。
次の写真は、そのK店の展示です。
ガンプラを買いにきた人たちは、この展示の前でほぼ脚を止めています。僕的には、この百式がお気に入りで、「いつかはこんな感じで作れたらな~」なんて思ってます。
そうです。展示ってそういう効果があるんですよね。作成意欲をわかせて購買意欲を喚起させたり、キットの全体像をわからせたりするんです。
とくに、ジ・オみたいに箱が巨大なキットだと出来上がりの大きさがどうなるか箱だけでは分かりにくいですよね。現物があれば、大きさもわかるんです。
というわけで、僕のキットを中心にA店でもプラモの展示を始めました。最初に展示したのはこいつです。
展示した3日後、偶然にもHGスーパーガンダムがA店に5箱入荷しました。
すると、なんと!パタパタパタっと1週間で完売したんです。しかも、Gディフェンサーに施した改造部品まで、ついでに売れたそうです。
新商品ではない再販キットがこんなペースで売れるのはかなり異例ということでした.。
そこで、ある程度在庫数をみながら展示キットを選ぶように考え、ブログ仲間のクゥ氏にHGマスラオの展示をお願いしました。
それまではマスラオはいわば不良在庫で、売れずに15箱はあったんですが、展示後に一気に10箱くらいは売れていきました。
K氏の戦略は、うまくいき、その月は前年比の売上を大幅にアップさせたのです。
そして、ぼくも次のような掲示物をつくって、協力していきました。
なお、この作品展示関連の動きに関しては、僕自身は一切の金銭的報酬は受け取っていませんし、受け取る気もないのです。
僕にとっては、展示してもらえるだけでいいのですよ。
自分の作ったキットが、不特定多数の人に見られるということは、キットをつくるときにそれを意識するようになります。
それが、自分のレベルアップへとつながることが大切なのです。おそらく、クゥ氏も同じ考えだろうと思います。
まあ、ガンプラ作りという趣味が結果として、自分を含めて誰かの役に立つということが楽しいのですよね。
がしかし、いろいろ考えてやったA店の展示の現状は、右の写真のようになってしまいました。
展示されているのは、見本品をK氏が素組みで作ったMGシャアザク、HGガンダムZZ、そして僕がK氏にプレゼントしたSD関羽ガンダムだけという寂しい状況です。
K氏の名誉のために書きますが、彼はプラモ作りは結構上手です。しかし、Y電機上層部の方針のため、素組みでつくらざるを得なかったのです。
そのY電機上層部の方針が、商売の素人の僕から見てもおかしいことばかりなのです・・・・・・。




