こんばんは、なお です。
今日は、今年になって初めてのお謡のお稽古でした。
初稽古とはいっても、謡合わせとかそういうこともなく、
まぁ、普通にいつもと同じお稽古だったけどね。
能楽系のお稽古というと、板張りのお稽古舞台で、
見台という謡本を置くだけのちっさな台を前にして…
みたいなイメージがあるけど、うちはぜんっぜん違います。
お稽古場は、都内のお寺さんをお借りしてるんだけど、
それでも別に、本堂とかでやるわけでもない。
ホラ、なんかさ、
スカーッと寒々と広々したところで、
朗々と声を出しながら謡いつつも、
お師匠さまから「ハイ、もっとお腹から声を出して!」
とか言われちゃうような、
そんなイメージも出てきちゃうとこですが、
それも、ぜんぜん違います(笑)。
(妄想過ぎ?w
使わせていただくのは、普通の和室の8畳間。
真ん中にどーんとフツーのちゃぶ台があって、
それを、お師匠とお弟子が挟んで座ってやるだけ。
このお部屋、多分法要があるときに、
ご親族やご参列の方の控え室的に使ってる部屋で
ホント、ちゃぶ台とお座布団しかない。
障子と襖で仕切ってるだけなので、
謡っている声は周りの他のお部屋にも響き渡ります(笑)
先代(もしかしたら先々代?)から、
ここでずーっとお稽古されているお寺さんなのです。
今日は底冷えがするほどの寒さだったので、
お稽古場に到着して、
この障子一枚隔てたお部屋の中が
ホント暖かくてホッとしたー。
まずは、「今年もよろしくお願いいたします」と
正座できちんとご挨拶をして、
今年のお稽古もスタートいたしました。
今年は何曲できるようになるかな。