【色の連想作用】ヨルダン清掃員の制服変更、オレンジ色から変更へ | 【NUC認定】企業制服コンサルタントがオススメするワンランク上のユニフォーム

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 ヨルダンの首都アンマンで、現在、清掃員が着ている制服。実は、このオレンジ色の制服が過激派組織「イスラム国」のビデオの中で登場する人質が着ている服と同じ色だということで、ヨルダン国内で批判が高まっているのです。
 ヨルダンでは先月、「イスラム国」が人質となっていたヨルダン人のパイロットを殺害したことが明らかになりました。そのため、清掃員の印象が悪くなるとしてパイロットの家族をはじめ住民から制服を変更するよう要望が上がり、アンマンの当局が制服を変更することにしたのです。
 制服は20日からターコイズ色に変更されるということで、新しい制服について清掃員からも「着心地がよく、すばらしい」との声が上がっています。(11日06:58)TBS


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今まではなんとも思わなかったオレンジもヨルダン国民にとって先日のパイロット人質事件を連想させる、とても悪い印象の色になってしまったのでしょうね。暖色系だった制服が寒色系のターコイズブルーになったことも、もしかしたらその反動なのかもしれません。
 
以前のブログ「形はバラバラでもバツグンの統一感を発揮する色の力」 でも書きましたが、人は何か物体を見た時に最初に色→形の順番で認識します。そして記憶に残るのもまた色のなのです。また色には連想作用もあることからこのようなことになってしまったのでしょう。今回のヨルダン清掃員の制服も形は全く違うのに色が同じという理由でモデルチェンジになっていることからもそれは明らかで、色がいかに重要であるかが理解できる例と言えるでしょう。


 
【参考】
 


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