『観光案内ユニフォームは不安を解消するおもてなしツール』
日本国内では東京オリンピック招致活動の成功で「おもてなし」が様々な分野に広まっています。この「おもてなし」という言葉自体が丁寧語であるためか、言葉遣いやお辞儀などのいわゆる接遇マナーが注目されていますが、今日はもっと身近なおもてなし例「観光案内所」のユニフォームリニューアルのお話です。
お隣の国、韓国では観光案内所のユニフォームをより専門性を高めるデザインにするため、2011年にリニューアルしています。知らない土地に行った時、頼りになるのが「観光案内所」みなさんも一度はお世話になったことがあるのではないでしょうか。
左が改善前のユニフォームで、野暮ったいジャンパーにプリントをしただけのものでしたが、改善後はスタイリッシュになり、観光案内のエキスパートであり、優秀な人材であることが浮き立つ洗練されたものとなっています。どちらが頼りになりそうかといえば、やはり改善後のユニフォームですよね。
infomationの頭文字iのマークをつけたテンガロンハットがオシャレさと気軽に声をかけられるフレンドリーさを演出。あまりに洗練されすぎていても声がかけづらくなるようでは観光案内の意味がなくなってしまいますからね。フレンドリーさはとても重要なポイント。
接遇マナーなどの丁寧な待遇や歓待も大事なことですが、観光客の不安を取り除く「観光案内」も立派なおもてなしであり、このソウルの取り組みは小さな地方自治体でもすぐに取り組めるものだと感じます。私自身も海外に行くと感じますが、言葉の通じないということは本当に不安ですし、日本語が通じる人がいると本当に心強く感じるものです。
今回はインバウンドに関しての取り組み例をご紹介しましたが、インバウンドに限らず、観光案内所の充実とインフォメーションユニフォームのリニューアルは国内の観光客にも有効です。「おもてなし」と言われてもイマイチピンと来ないという方はそんな身近なおもてなしから実践されてみてはいかがでしょうか。
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