新しい生活が始まりました。週に3日、企業内で働き、平日の夜2日と土曜日の終日を大学院に通い、そして、研修講師やワークショップのファシリテーターをつとめます。

期せずして、企業に勤めるメリットと個人事業主としての恩恵を受ける働き方になりました。

個人事業主だと国民保険や国民年金に加入することになるのですが、国民保険は所得に応じた額を全額負担しなければならず、その負担を減らすためにマイクロ法人設立という節税対策をする方がいるくらい、つまり、放置できないほど高い。

ところが、企業に勤めていると、健康保健は会社との折半で半額負担、年金は厚生年金となり配偶者(妻)は第三号被保険者となります。要するに、サラリーマンとして社会保障面でのメリットが得られます。

そして、個人事業主としては、ビジネスに必要な支出に関して経費計上ができ、また、最終収益が赤字となった場合には、給与所得との損益通算によって課税所得が減額します。要するに、サラリーマンではできない節税が可能です。

そういった経済面だけではなく、精神的にも楽。自由になる時間も週に4日あります。

とはいえ、1年間の有期契約なので、来年継続できるかどうかわかりません。不安と背中合わせです。

ただ、そこは、もともと100%個人事業主を想定していたので同じこと。むしろ、単発の案件ではなく、年間契約をいただいたと考えれば、本当にありがたいこと。

「サイドFIRE」のありたい姿として、こういった週に3日企業で働くというのもアリだと、今のところ感じています。

いずれにしても、不安と背中合わせの自由を得るというのは、緊張と緩和が適度に調和していて、いいものです。

 

今日もよい一日を!