「およげ!たいやきくん」
 

 

 

1975年にリリースされたと言うのだから、ずいぶん前の曲。子門真人が歌ってました。
 

 

 

毎日毎日、僕らは鉄板の
 

上で焼かれて嫌になっちゃうよ
 

 

 

日々のやるせない思いがサラリーマンの働き方と重なって、サラリーマンとして働いていた31年間、僕の頭の中で何回もリフレインされました。

 

 


ある朝、僕は、店のおじさんとケンカして海に逃げ込んだのさ


初めておよいだ海の底
 

とっても気持ちがいいもんだ
 

お腹のあんこは重いけど
 

海は広いぜ心がはずむ
 

 

 

サラリーマンをやめて、フリーランスとして働き始めたことの心持ちは、まさにこの状態でした。

 

 


ところが、この曲のエンディングはハッピーエンドではないのです。

 

 


やっぱり僕はたいやきさ


少しコゲあるたいやきさ


おじさんツバを飲み込んで


僕をうまそうに食べたのさ

 

 


そう、おじさんに食べられてしまうのです。

 

 


僕は、来年度、ある企業から1年間の契約をいただきました。

 

 


週のうち3日間をその会社の社員として働きます。

 

 


社会保険への加入も認められて、1年間と期限付きですが、ありがたいことです。

 

 


しかし、

 

 


「あれ?」

 

 


っと思うこともあり。

 

 


これって、サラリーマンに(一部)逆戻りなのでは?

 

 


つまり、

 

 


おじさんに食べられてしまったのだと…

 

 


組織に属することで得られる安心や安定はあるのだけれど、組織の一員として果たすべき規律に従うという窮屈さがともないます。

 

 


これは他律。

 

 


自律したフリーランスを目指していたのですが、

 

 

 

つい、

 

 

 

針の着いたエサに飛びついてしまった

 

 

 

と言うことでしょうか…ね

 

 


上手におよいでいきたいと思います。

 

 


今日もよい一日を!