11月も下旬
今年も、そろそろ終わり。
振り返れば、変化の大きな年でした。
長男が独り暮らしをはじめ、
次男が渡米し
そして、僕が会社を辞め、11年の単身赴任を終えました。
妻との二人暮らしが、3ヶ月経ちました。
妻には変化がないかというと、そうではなくて、常に動いている彼女は国内海外を問わずあちこち旅しています。
暑い夏が過ぎて、東京にも透き通る秋の空が広がり、毎日が、あっという間です。
ぼーっとしている時間が長いから?
いつも、良い気分で過ごしています。
朝日が昇るのが遅くなり、寒いので、ルーティンにしていた散歩はサボり気味。
ベッドにとどまり、時間をかけて紙の新聞を読んでます。
毎朝、新聞を読んでいても、おーそうか!ということも、誰かに伝えたい!ということも、別段何もない。ただただ惰性。
それでも、新聞を読んでいると、何かやってる気になる。
そんなことは、若い人にとっては時間の浪費でもったいないのでしょうが、僕らは時間に余裕があるので、「その気にさせてくれる」新聞は、それだけで貴重。
先日から、オンライン英会話を始めたのですが、これも、何か、目的があるわけでもなく、ただただ、話しをしていると面白くて、世界のことを知った気にさせてくれる。
たとえば、ザンビアでの先生から、銅やコバルトが採れるということを教わった翌日の新聞に、西村経済産業相がEV電池向け重要鉱物の供給網構築のため同国を訪れた写真を見ると、「おー、そうか」と、知ったような気になる。
その気になったり
知ったような気になったり
やった気になって、
毎日、良い気分で過ごしています。
僕は、今、こうして、ニュートラルゾーンやモラトリアムと呼ばれる過渡期にいます。
会社を辞めて、次に何かを始める前の空白期間です。
会社を辞めてすぐに自分の会社を立ち上げ、できるだけ早く以前の収入を超えることを目指すというのも、ひとつの姿でしょう。
その気持ちも分かる。
一方、こういう時期だからこそ、「遊んでみる」ことも。
遊ぶというのは、なんの目的もなく、ただただ、自分の興味関心の赴くままに、やってみる、行ってみる。
そうすることで、自分の手足を思い切り伸ばし、思考回路を組み替えて、信念の枠を広げることができるのではないかと。
今まではまっている考えや行動パターンから、ちょっとでもずらしてみることで、今までとは異なる可能性が開けてくるかも。
今まで、社会や組織、親や教師、上司や部下、同僚や仲間、上下左右の関係から押し込められていたこと、やりたくてもやれなかったこと、表現したくても出来なかったことを、ちょっと試してみる。
試してみるときには、今までの自分を知らない相手やコミュニティがあれば、いいですね。
そういった思いや仮設をもって、まずは、自分が行動。
来春から、大学院に通うのもそのひとつ。
2度目の修士課程です。
(どんだけ、勉強好きなんだろう。)