もうすでに、大きな夢が叶ってるのです。
それは、2人の息子たちの父親になれたこと。
ぼくの人生にとって、もっともありがたいことであり、彼らの父親であることが誇りです。
今日は、次男の20歳の誕生日。
20年前の今日、彼は、生まれました。
おなかの大きい妻が通っていたスイミングプールに、長男のと一緒に観に行ったことも。
出産当日は、事前にMKタクシーをお願いしていたにもかかわらず、道に不慣れで、妻が、新宿にある産婦人科までの道のりを案内しました。
安産で、君は、ひょっこり生まれたのです。
1人でも大変なのに、2人の男の子を育てるのは大変だろうなぁと思っていたのですが、兄弟2人、とても仲が良くて、次男は長男が育ててくれたようなものでした。
長男の時は、初めての子どもだったので、夜泣きすると心配で、胃がキリキリ痛むほどだったのですが、次男の時は、「か細い声で泣いてるなぁ、元気元気」と、泣いていてもほったらかしでした。
長男が4歳、次男が2歳の時に、アメリカに引っ越しました。
ロサンゼルス空港で、外国人に囲まれても、物怖じすることなく、英語がしゃべれなくても、「ハロー、ハロー」と、近所の方々に声をかけていた。
現地の幼稚園に通い始めた頃、しがみついてなかなか離れようとしなかったのですが、それは、現地の子どもたちお同じで、むしろ、他の子どもたちと比べると、親と離れることにもあっさりと慣れたようでした。
5年後に日本に戻り、東京でした。
2人とも、特に、次男は、日本語がしっかり身につく前にアメリカに行ったので、日本に戻ってきたときには、英語の方がしゃべりやすくて、目の前に「ゴミ箱」があっても、それをゴミ箱と言えないような状態でした。
日本に帰して1年後、僕の大阪転勤がきまりました。
もともと大阪出身で、大阪の会社に就職したこともあり、20年越しで思いが叶ったことではあったのですが、やっと東京の学校にも慣れてきた子どもたちと、もともと東京出身の妻にとっては、不慣れな大阪に引っ越すよりも、そのまま東京に居続けることを選んだのでした。
僕も、同じ会社とはいえ、まったく異なる仕事に就くことから、強く、大阪への引越を伝えることはできませんでした。
もしも、ひとつだけ夢が叶うとしたら、あの時に戻って、もう一度、意思決定をやり直したい。
さらには、アメリカへ転勤した当時に戻れたらなぁと、思います。
そうしたら、僕自身のワークとライフキャリアは、今よりもずっと明るかったのではないかと…
ただ、一方で、子どもたち2人は、自分の夢を叶えました。
長男は、第一志望の大学に現役合格し、今は、学生起業に向けて独り暮らしをしています。
次男は、明日らから、自分が決めた米国大学に旅立ちます。
2人とも、ほぼ、経済的にも自立していて、僕は、妻と2人の生活をはじめました。
僕は、会社もやめました。
これからさき、一つだけ夢が叶うとしたら、自分の価値観に沿った仕事を細く長く続け、理想のライフスタイルを実現し続けることです。それによって、子どもたちにとって、明るい未来のある社会を築くこと。
大人になってもイキイキと働いて、生活を楽しんでいる姿を見せていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
キャリアカウンセラーのウイロウです。
早期退職し、フリーランスとして活動しています。
いつもすがすがしい気分でいられる”幸組”の働き方『サイドFIRE』を実践中です。
「1ヶ月書くチャレンジ」をはじめて、今日で28日目「もしも一つだけ夢が叶うとしたら」でした。
あなたも「書く習慣」で人生を変えませんか?