たまたま行った公園での出来事。
生き物は公園に入ってきた
親子をじっと見て、声を出した。
生き物
『あれ!!△じゃん!!』
△さん
「え…?おお!生き物さん!
なんでここに!」
ベビーカーを押しながら
小さな子を連れたその人は
会社の後輩だった。
わたしも会ったことがあるが
それは結婚する前だったので
かなり久々の顔であった。
わたし
「え~~!お散歩?
ベビーカーの子…寝てるんだね!」
ずっと押してたの?偉すぎる
△さん
「うちすぐそこのマンションなんですよ
さっきまで妻と買い物に出歩いてて
上の子を遊ばせにきました」
妻にひとりの時間を与えるとか
偉すぎる!!
あと妻って呼ぶところが
知的で愛妻家な感じがして凄くいい。
生き物
『△がパパか~~
よくやってるね!』
貴様は
どこぞの位置から
それ言ってんねん
宇宙か
我が子
「なわとびやる?」
公園で拾ったなわとびで遊んでいた
我が子が気さくに話しかける。
△さん
「あ、それうちのなわとびですね!
忘れてったんだ知らなかった笑」
わたし
「庭だね庭!うける笑」
△さん
「毎日のように来てますからね」
生き物
『出社してないの?』
△さん
「そうですね、会社いくのは週1くらいです
ずっとリモートですね~」
わたし
「自宅で仕事できるのすごーい
仕事のオンオフが難しそう」
△さん
「常にオフですね(笑)
やらなきゃいけないことはやりますけどw
家にいられるので公園に連れてこれます」
偉すぎる
を通り越して
眩しすぎる
生き物
『やー俺は無理だなー』
知ってる
黙れ
カス
わたしも
お前
無理
確かに、上の子はヤンチャだった。
ベビーカーで寝ている下の子を
起こしたいのか、
ベビーカーを乱暴に揺らしたり
なわとびをぐるぐる巻きにしだして
バランスが崩れ倒れそうになり
その度に△さんは
注意しながら守っていた。
公園でみたこのワンシーンで
ワンオペだったら
大変だとわたしは理解した。
素敵な旦那様と結婚した
奥様が羨ましい。
わたしなんて
相手、宇宙人だぜ
人間と結婚したかった
そしてわたしが
ワンオペでやってこれたのは
上の子のひとり遊びが上手で
2人育児でもお世話以外に
労力を使わなかったからだ
ということも分かった。
ありがとう我が子。
おねしょ期まじ発狂してたけどなわたし