動物を被写体に…
彼らから数十センチという距離、もはや彼らの<仲間>となって、その素顔を捉えることに人生をかけている人だ。
昔にブラウン管の、そしてスクリーンのなかにみた丹頂鶴に憧れて北海道へ。
もはや脱サラは既定路線だったのだ。
喧騒を生きていた人間とは思えないような、静けさをもって…
動物に近づく。
彼の撮った写真では、動物たちがこちらに対して語りかけているかのような印象さえ与える。
それは単に近いからだけではなく…
「山もいいけど、海もいい」
この地球上の自然を、身体全体で受容しているもの同士にしか分かり得ない、何か超人的であり動物界さえも超越する、生命の神秘のようなものを感じた。
彼のホームページに行ってみると、そこには猿と一緒に笑顔をみせる彼の姿がまず飛び込んでくる。
とても寒そうなのに、なんだか温かくなってしまう雰囲気。
動物を愛し、人間と何ら変わらない存在として愛されたいと思っている私たちだから…
その真っすぐな視線は、きっと動物たちにも分かっているはずだ。
だから受け入れられるんだ。

ね、アミ。
「覚悟を決めた者だけが見れる、幸せがある」
なるほどね。