今読んでいる本に映画『復活の日』(1980)のことが書かれていて、
その当時日本映画としての製作費が1位だったという。
個人的には巨額の制作費をかけた大作(特に日本映画)ってあまり良いイメージはないのだが、
その手の作品としては『復活の日』はとても良くできていたと思う。
そして、ふと思った。
あれから44年。
では現時点での日本映画の制作費ランキングは一体どうなっているのか?
1位の作品は何か?
全く想像がつかない。
調べました。
結果はこちら。
比較しやすいように『復活の日』まで載せてみました。
1位 「ファイナルファンタジー」(技術開発費込み) 167億0000万円
2位 「クライシス2050」(日米合作) 70億0000万円
3位 「20世紀少年」(全章総計) 60億0000万円
4位 「かぐや姫の物語」 51億5000万円
5位 「天と地と」 50億0000万円
5位 「落陽」 50億0000万円
7位 「敦煌」 45億0000万円
8位 「GANTZ」(2作合計) 40億0000万円
9位 「ハウルの動く城」 30億0000万円
10位 「キャプテンハーロック-SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK-」 27億0000万円
11位 「男たちの大和 YAMATO」 25億0000万円
12位 「復活の日」 24億0000万円
12位 「スチームボーイ」 24億0000万円
えー、1位がこれ?
観たことあったかどうかどころか、
そんな映画があったかどうかすらよく分からない作品だ。
そもそも、この13作品の中で、
映画館で観たのが『復活の日』(しかし名画座で)だけ。
他はビデオですら観ていない。
せっかく巨額の制作費をかけたのに、
観てやってないとは(苦笑)。
まあ、誰かが観て制作費を回収しているのでしょう。