春。4月を迎え、新入社員の方々が入社された会社も多いですよね。
新しい風を吹き込んでくれる、そんな存在でもありますよね。
さて、ちょっと気になるニュースがありました。
ライフネット生命の社長の岩瀬さんが書いた「新入社員へのアドバイス」です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140403-00000009-jct-bus_all
これによると
「30分早く出社して、新聞を読め」とのこと。
これに「早出残業の推進?」とか「30分早く来なくても新聞読める」「新聞じゃなくてもニュースわかる」などとかなり反論が出てきて、岩瀬社長は謝罪したそうです。
この経緯を見て、別に新聞読んだらっていうアドバイスが悪いわけでもないだろうに、謝罪してしまったというのに疑問を持ちました。
行き過ぎた発言(や態度)に対して謝罪することはあると思いますが、この内容(新聞読んだら、というアドバイス)は、謝罪することでもないと感じたからです。
謝罪する必要性がなくても、ひどい反論を受けたら「とりあえず謝罪」の流れが最近引っかかっていました。
(もちろん、ひどいことは謝罪したほうがいいんですけどね)
まず「30分早く」は、強制ではなく、そういう気持ちで、という捉え方をした私としては「早出の強制」には見えません。遅刻やぎりぎりにくるよりも、よっぽどいいですよね。と思ったからです。
また、新聞というコンテンツは、確かに大変な局面を迎えていますが、これを機に読む、というのもいいと思ったんです。
私たち、知っているつもりで、実はあまり知らないと思うんですよ。
ニュースでも、事件でも。
さらっと「何が起こったか」のみwebで確認して内容を知った気でいる場合も多いことを考えると、新聞というコンテンツを利用するのもいいのでは、と思ったんです。
「新聞じゃなくてWEBでもわかる」のは確かにそのとおりです。
ただ、そのWEBコンテンツの提供元は、新聞社だったりもするわけで、結局コンテンツを「何で」見るか、だけの違いだったりもします。その場合「起こったことは何か」だけを、コンパクトに提供、吸収する役割として、WEBニュースに求めているのだと思うし、そういうコンテンツも多いのでは、と思います。
それに、やっぱり新聞というコンテンツを作っている方々は、すごいと思うんです。
やはり、各地にネットワークを持ち、毎日取材をしているわけですから、より深い情報を実は持っていて、それを「紙」で見る場合と「WEBでみる場合」で、コンテンツの出し方を変えているという話も、新聞社の方から伺ったこともありますし、新入社員という新しい世界に飛び込む方たちが、今まであまり接していなかった「「紙で読む」という機会を持つのが、情報と違う接し方をする一助になるのでは、と。
というのも、新入社員の方々のバックボーンを考えると、今まで学生のときは「自分たちの仲間」だけで情報や行動が完結されていたことが多かったはず。
新しい社会に出ていく、という今というときに、自分では選びようがなかった「新しい習慣」を入れていく、いい機会で「新聞」という選択肢を提案する、というのは面白いと思いました。
というのも、雑誌のようにセグメントされているわけではないので、かえって「世の中の広さ」を感じさせる媒体で、いい機会かとも思ったからです。
話を戻しましょう。
つまり、この「新聞を読め」については、残業云々を抜いても、落ち度が全く見えないと思うんです。
それなのに、反論がすごかったから「謝罪した」のが、どうかなと思ったんですね。
ま、謝り方がどうか、というのは別の問題ですが(エイプリルフールっていうのは、ちょっと)、別に謝んなくてもいいのでは、と思われる案件に過剰に反応するのは、逆に会社としてはおかしいと思うんですよ。
つまり、会社としての対応が問われる、ということなのですが、過剰反応せず、うまく消費者の皆さまとつきあっていく難しさを感じました。
発信の仕方、は、これからますます問われることになりますよね。
間違ったら謝罪した方がいいと思いますが、媚びるのはおかしいと思うので、このバランス。
うまく取らないと、大変なことになりますね。
それにしても。悪い風に話題になったから、謝罪というのはやっぱりおかしい。
意図をきちんと説明して、理解してもらう、という流れに持っていけるのも、その会社の力量かもしれませんね。
そう。コミュニケーションって、本当に難しいものです。








