龍馬伝 ~武市の夢 | テルミドール革命!

テルミドール革命!

すべてはHAPPYのために!

あなたはいつも 皆の明日を変えるために 生きてきた


たとえ それが


いつ失うともしれない

 

自分の未来を代償にしようとも




残された妻は 凛として


あなたの失った未来を 生きる



あなたの遺志は 盟友たちに引き継がれ


あなたの目指した 明日を創る







「・・・一緒に・・・・・生きて、  生きて・・・」




切腹という結末は わかっているのに

龍馬さんの気持ちが 流れ込んできて

シンクロしたようになってしまって・・・



素直に 生きてほしいと泣きじゃくる龍馬

泣きながらも冷静に 龍馬に真意を伝える弥太郎

最後まで 信念に生きる武市さん




今回は 上手い言葉が 見つかりません



死の直前

武市さんも以蔵も 最後に浮かべるのは 愛する妻や恋人

死しても ずっと側にいると・・・・・ 





「これにて 私しが御作配も知れた、

これまで長々おおいにお世話に預リ、千万恭ない、
いつまでお世話に成ることぞと思ふたが、おおいに安心を致した」




牢番・和助への言葉は 史実だそうで 大森さんの提案で入れたそうです

3文字斬り切腹も 史上唯一 武市さんが成し遂げました


牢から出て 切腹までの流れは ほぼ史実に近く

淡々としたセリフまわしや

飾り気のない 光と影だけの演出が

かえって壮絶な演技を 際立たせていたように 思います



髪を整え 妻が縫った浅葱の装束をまとい

礼法にのっとった 白州の大広庭


獄中 衰弱しきった身体だったが すべては胆力での3文字斬り

そのまま刀を脇へ置き

前のめりに倒れたため首が斬れず 介錯が脇から6刀刺して絶命



尚 容堂がさしだした脇差、

あれは演じる近藤さんの 咄嗟の演技だったそうです

彼にも 迷い苦しむ容堂とシンクロしたのでしょうか・・・


オープニングのクレジット、

大森南朋・佐藤健 の名を見ただけで 泣けてきました

もう(回想)なしで 見る事はないのね・・・




歴史は 長く携わってきましたが 驚きました

こんなに一人の人物を 好きになるなんて


歴史ドラマとして その表現方法に 憤りを感じることは

多々ありましたが

大森南朋さんをはじめ 

武市半平太を 真摯に表現してくださった方々に 感謝いたします





青葉の下 武市道場から 稽古の声が聞こえてくる


指導をつける武市さん 竹刀を受ける以蔵  龍馬の豪快な笑い声・・・



武市さんの負った至誠も 憤りも 失った未来も


すべてを胸に秘め 龍馬伝 第3部


新天地 長崎へ!!