使い捨て人間 | Last will and tastament 「私の遺書」解らないことを分かりやすく

Last will and tastament 「私の遺書」解らないことを分かりやすく

空想家な私が死を迎える前における遺書としてのブログです。
 知的好奇心のみが私が未だ生きている理由であり、それらがアウトプットされる場面を空想しながら書いています。
 余命に予断が許されず、文章の保管場所としてブログを書いています。
 

 今までやっていなかったことを始める。ゼロからプラス1にする仕事をしてきました。ガイドライン作成から始め、実践をしてその結果を記録として残しフィードバックする。それによって新しい実績を積み上げていく作業になります。

 人間の生活の質を高める仕事なので、一朝一夕には成功しません。何が正解か分からず、ひとつひとつ確認しながら、ゆっくりと進めなければなりません。

 しかし、そのペースは理解されませんでした。いえ、はなから理解する気はなかったのでしょう。現場の契約社員は年度末で全員解雇になります。理由は「契約社員だから」つまり契約終了であってそれ以外の理由は解雇通知書には明記していません。

 人事権を持っているのが誰なのかは知りません。よく考えれば、私の何を期待して採用したのかも知らないままです。

 何を期待されたのか知らず、何で必要ないのかも分からずに去ることになりました。ただ人間を支援するというミッションだけです。かなり専門的な知識や経験を要求されます。医学的な分野に及べば、命を左右するケースもあります。それでもただの単純作業に見えていたようです。

 雇用を継続することはコストが増えていくので、使い捨てながら新しい安いものに取り換えていく。こんな使い捨て要員に命や人生を左右される側は何を思うのでしょうか。

 

 かなり婉曲な表現で何を言っているのか分からないですね。直接に表現しようとすれば、冷静さを失い、ただの罵詈雑言、怨みつらみだけになっていまいそうで書けません。

 有給休暇を消化して、就職活動を始めようかと考えましたが、それは派遣先に迷惑になるとのことです。一生懸命に他人を支援した結果、4月からは私は失業者になります。なかなかシュールな光景が浮かびます。