毎年恒例の結婚記念日の旅
今年は青森をチョイス
5ヶ月前には計画してました。
主人との旅は美術が欠かせません。
青森には魅力的な美術館が多いのですが、
今回は十和田現代美術館と弘前赤レンガ倉庫美術館
をポイントにして旅のプランをしました。
私事ですが、ギリギリまで作品とレシピ納品がぎっちり詰まっておりましたが、やり切った9月29日。
やり切れました…と脱力状態でした。
中秋の名月で満月。神奈川では月は雲に隠れていたそうですが、青森では驚くほど大きい月が迎えてくれました。
でも、満月ってちょっと不思議なことが起こりませんか?
空港でレンタカーを借り、出かけようと思ったら、とても親切なレンタカーのスタッフさんが「十和田に行くなら高速道路を使うことはありませんよ。1番リーズナブルに行く方法はみちのく有料道路で行けば安く行けますから」と超笑顔でナビをセットしてくれたのですが、実はこの道とんでも遠回り
十和田湖畔のプリンスホテルでフレンチのディナーを予定していたので、私の計画では宿に19:30には到着予定でしたが、着いたのは21:00近く
途中でホテルには連絡を入れましたが、「ホテルのスタッフの方に残業をさせてしまうし、遅くなって怒られるかも。めっちゃお腹が空いているので、せめておにぎりくらいは食べられるかなぁ」と心配しましたが、ホテルは優しく迎えてくださり、久しぶりに正統派フレンチをゆっくり堪能出来ました。ありがとう。
美味しくとても美しいお料理でした。
十和田プリンスホテルは古い建物ですが、「昭和時代の憧れのリゾート」の歴史を感じられます。
美しい芝の庭、建物内で薄くかかっているクラシック音楽。レトロな感じが大好きな私にとっては、超好み
口コミで「建物が古い」とか「露天風呂しかない」とか色々マイナス意見の人もあるようでしたが、人は人。私にとっては清掃は行き届いていてゆっくり出来る素敵なホテルでした。それに、素敵な日の出を撮れるのは、このホテルの近辺なんじゃない?
と、朝5:30の湖畔での写真
雲の形が段々「鳳凰」の様に
首筋に朝日を浴びる美しい姿が見れました
朝食後、十和田市内にへ移動
奥入瀬渓流の脇を通りながら、十和田市内へ。
これは「銚子の滝」
十和田現代美術館は主人とは別々に行ったことがあるのですが一緒に行くと、それはそれで面白い
前に来た時、トリック写真が撮れる展示ってあったっけ?
腹ペコで美術館カフェでカレーを堪能柔らかいお肉&りんごも入ったマイルドカレー
お手拭きの袋にも可愛い絵が手描きされてます
弘前に向かう途中で、積雪量で必ずテレビに登場する「酸ヶ湯温泉」に立ち寄りました。
混浴の「千人風呂」で有名な温泉!
白濁したお湯からは大地のパワーをもらえますよ。
混浴に挑戦したか?
実は女性専用風呂もあるのよん
入浴してしばらくは体がポカポカ。でもトレッキングして来た様子のスポーティな皆様の中で、ヒラヒラのスカートで来たのは私だけ
弘前Nightは、もちろん梅ちゃん先生とご一緒に
海鮮の美味しいお店をご予約くださりありがとうございました主人も一緒だったので最初は緊張されたと思いますが、めっちゃ盛り上がりました
凄い新鮮さし盛り 超ウマし!でした。
田酒もね
もちろん霊峰 岩木山神社で「青森の旅で神奈川からお邪魔してま〜す。」と、ご挨拶はしましたが、旅の締めくくりは「弘前赤レンガ倉庫美術館」
大巻伸嗣 ー地平線のゆくえ
10/9まで です。
ネットの画像から、あまり期待してませんでしたが、思いがけず素敵な展示でした。
こちらの解説が良いですよ。
順路を回り、最後の部屋では映像の作品なのですが、ボサノバの帝王「カルロス ジョビン」の「3月の雨」の歌詞を年配の男性が画像のバックで朗読している。よーく聞くと「津軽弁」。
もう、外国の言葉にしか聞こえないって!
最後は3月の雨の歌詞を女性が可憐に津軽弁で歌うような、語るような。
この曲をご存知の方は耳に残りますし、多分口ずさんでしまう。
大巻伸嗣氏が青森でフィールドワークをした成果。私はあまり、映像作品には興味を持てないのですが、こちらの作品は最後まで観てしまった
ものの一つです。
弘前近辺にお住まいで、興味のある方は是非。
それにしても、みちのく有料道路周辺。
後で聞いたら、ちょっとスピリチュアル的に
やばい地域らしい。
前を行く車が一台もいないのに、カーナビには渋滞のオレンジ色が表示されたり。 怖っ。
最初に言った「満月には不思議な事が...」を実感してしまった
遅い夏休みでしたが、すっかり気持ちも体も浄化されました。明日からまた頑張ります