フィンランドの陶器メーカー「ARABIA」。
フィンランドの陶器メーカーなのになぜ
「アラビア」という社名???とずーーーっと
不思議に思っていたら今日やっと謎が解けた!

創業当時工場の周辺がスウェーデン人の別荘地だったそうで、遊び心で通りに世界の都市の名前を付けていたらしく、ちょうど工場のあるところがアラビア通りだったとの事(笑)

そういう風に昔から好きな「物」は少しずつわかっていく。だからずっと好きなのかな

そういう「物」を好きになるのかもね

アラビア社の陶芸作家ビルガー・カイピアイネン(Birger Kaipiainen)が1968年に果物、花、ベリーの図柄で飾られたテーブルウェアをデザインし、その食器にフィンランド語で楽園を意味するパラティッシ(Paratiisi)と名付たそうです。
最初に見たときに、そのデザインの自由さとその存在感に衝撃を受け、一目で恋に落ちました
だって企業の いちデザイナーのデザインがずっと残り続けるなんて、本当に本当に凄い‼︎
(デザインされたのは私が幼少の頃ですよ〜!)

そして納得した事がもう一つ。
そう、このお皿 最初に見た時からオーバルのお皿の方がデザインが絶対良いのです。丸いお皿もあるのですが、デザイン的には絶対オーバル!
そのグラフィックデザインはカイピアイネンが最初に決めたバランスだからでした。

丸いお皿は再販の際に 作られたものでスタッキングができ、使い勝手は良いのですが「あぁ、そういう事だったのね」とものすごく納得

とスッキリしたのでブログに備忘録

写真の右奥に写っているのは白山陶器のBloomシリーズ。欠けてしまったお皿を新年に買い足した記念(笑)
本当はこのお皿を買い足す為だけに出かけたのですが、お正月セールだったもので...その...オーバルも...つい...

主人に(ちょっぴり高いお買い物を)説明するために調べていたら思いがけず知識の収穫

色々ググっていて「マリメッコ」の創設者とカイピアイネンの素敵なエピソードも見かけてキュンとしたのですが長くなり過ぎるので割愛 
デザイナー同士の交流って本当にオシャレで素敵

忙しさに心を無くさず、友達を大切に、人生を素敵に楽しんで生きようと改めて心に誓う
そして残るデザインをしよう
自分のアートワークを見直してみます。

ストーリーや歴史のある「物」は私にとってとても魅力的。それを調べ、知り、そして入手できる事は幸せそしてそういう「物」は私に色々な事を気付かせてくれる。
また、そういう風にして出会った「物」は大切にする

あ、これ「私の趣味」ですね
私ったら無趣味じゃなかったのね〜