ビーズステッチの研修会というと普通の講習会とはちがうのです。
全国の本部専任講師の皆様に新しい技術、教室で語れる知識をお伝えするという
重要な役目があるのです。
いつもは研究会メンバー3人と水野先生で テーマを決め、 課題作品を持ち寄り、
内容を検討し、研修を作っていくという流れでしたが、今回違うのは水野先生が
カリキュラム委員長としての関わりだけとなり、チームで研修会を考える必要が
あったことです。
水野先生のご意向で、私「安藤潤子」の作品をメインに使ってという事になり、
実はとても悩みました。
今まで一人の人が研修会の課題作品を3点考えることは無かったわけですから。
私が、私の持っているもので、皆様に提供できる課題とはどんなものだろうと急にリーダーに指名され更に課題作品全部をというのはどうしたものだろうと悩みつつ、考えつつのスタートでした。
テーマ決め、作品デザイン、販売用キットのデザイン依頼など、デザイナーである私は
全体のオーガナイズ+デザインまでと重責を担ったわけです!
まずは全体テーマを考えました。
私の夢は 日本発のジャパニーズデザイン ビーズステッチを
他の国の人に是非広めたい、国際交流の一端を担いたいというものです。
自分の作品の根底にはずっと「和」というテーマが流れていたので、今回私ならでは
ということなら「和」で行きたいと思いました。
もちろんあまり全面に「和」を打ち出しても、それが嫌な人もいるから
というご意見もいただきましたが、ごめんなさい。好きなモノしか作れないです。それが私だから。
「モチーフで魅せる日本の色と形」 と言うメインテーマは
やっと今年に入ってから決まりました。
ライフワークス社のご担当者さまとも沢山沢山話して、やっと形づくることが
できました。
私が考えると堅くなるのか、キャッチーなコピーが必要と、
水野先生が「come on 家紋!」を付け加えてくださいました。
ちょっとノリにギャップもありますが(笑)、それでいいのだ。
最初に考えた作品は 無彩色のラリエッタ「NANTEN ~南天~」です。
ビーズカラーの本部講師である私が伝えられることはカラーについての知識
なのでカラーの基礎である「明るさ」について、ビーズカラーを持っていない
先生でも、教室で少しカラーについて語れるものにしようと考えました。
モチーフの形を求めて色々なものを見ていて、一つ考えたのが桂由美先生の
パリコレをお手伝いした時、さまざまなデザインを提供しましたが
私が表現しきれなかったもので家紋がありました。
家紋をビーズで作る?家紋のデザインからインスパイアされた形をビーズで
作るというのが正解かな?それを盛り込むことを
次にどうしてもやってみたかったのはつまみ細工の形をビーズで表現すること。
試行錯誤の結果出来たのですが、実はそれを裏返すと、なんと折り紙で折ったような
形が!ということで次の 紫のネックレス「ORIGAMI~おりがみ~」が
生まれました。
一番基本的なシードビーズと竹ビーズを使ってどこまで素敵なモチーフが
できるかの挑戦でもあります。だって、平凡なものがとっても素敵になるって
ドリームストーリでしょ?
実は最初2キットバージョンのほうのボリュームで提案してたのですが。
「いやいや これは編む分量がボリューミー」ということでビーズを半分の
分量でデザインしなおしました。どうしても盛々になってしまう私です。。。
ネックレス部分にも家紋の隠れキャラ「升形」が配置されているのです。
最後に多彩色のネックレス「KIKU ~菊~」についてですが、これは別格です。
最初からライスワークス社の方に「一点は学べるとか教材になるとかそういうことを
無視して、私が、大好きなデザインを出させてください」ということでデザインしました。
「いろいろな形のビーズで作るモチーフが学べる」「ベースに盛り付けるということで
ハスケルを意識した立体的な造形」となる私のデザインテクニックを学べるという
ことより、「安藤潤子が大好きな色と形」が詰まっているのです。
私の根底に流れる「和」のテーマを感じていただければ嬉しいです。
昨年末、足を骨折してしまうという事件がありました。
それは 実は この研修会のテーマのヒントを探すため
出向いた先での赤っ恥事件です。 それはここに書くと皆さんに
知られてしまい 恥ずかしいので会場でさらっとお話しましょうか。。。
コロネットがライフワークス社となって初の研修会 新たなスタートです。
皆様のお力添えをいただけると嬉しいです。
ご参加をお待ちしております(^^)/
全国の本部専任講師の皆様に新しい技術、教室で語れる知識をお伝えするという
重要な役目があるのです。
いつもは研究会メンバー3人と水野先生で テーマを決め、 課題作品を持ち寄り、
内容を検討し、研修を作っていくという流れでしたが、今回違うのは水野先生が
カリキュラム委員長としての関わりだけとなり、チームで研修会を考える必要が
あったことです。
水野先生のご意向で、私「安藤潤子」の作品をメインに使ってという事になり、
実はとても悩みました。
今まで一人の人が研修会の課題作品を3点考えることは無かったわけですから。
私が、私の持っているもので、皆様に提供できる課題とはどんなものだろうと急にリーダーに指名され更に課題作品全部をというのはどうしたものだろうと悩みつつ、考えつつのスタートでした。
テーマ決め、作品デザイン、販売用キットのデザイン依頼など、デザイナーである私は
全体のオーガナイズ+デザインまでと重責を担ったわけです!
まずは全体テーマを考えました。
私の夢は 日本発のジャパニーズデザイン ビーズステッチを
他の国の人に是非広めたい、国際交流の一端を担いたいというものです。
自分の作品の根底にはずっと「和」というテーマが流れていたので、今回私ならでは
ということなら「和」で行きたいと思いました。
もちろんあまり全面に「和」を打ち出しても、それが嫌な人もいるから
というご意見もいただきましたが、ごめんなさい。好きなモノしか作れないです。それが私だから。
「モチーフで魅せる日本の色と形」 と言うメインテーマは
やっと今年に入ってから決まりました。
ライフワークス社のご担当者さまとも沢山沢山話して、やっと形づくることが
できました。
私が考えると堅くなるのか、キャッチーなコピーが必要と、
水野先生が「come on 家紋!」を付け加えてくださいました。
ちょっとノリにギャップもありますが(笑)、それでいいのだ。
最初に考えた作品は 無彩色のラリエッタ「NANTEN ~南天~」です。
ビーズカラーの本部講師である私が伝えられることはカラーについての知識
なのでカラーの基礎である「明るさ」について、ビーズカラーを持っていない
先生でも、教室で少しカラーについて語れるものにしようと考えました。
モチーフの形を求めて色々なものを見ていて、一つ考えたのが桂由美先生の
パリコレをお手伝いした時、さまざまなデザインを提供しましたが
私が表現しきれなかったもので家紋がありました。
家紋をビーズで作る?家紋のデザインからインスパイアされた形をビーズで
作るというのが正解かな?それを盛り込むことを
次にどうしてもやってみたかったのはつまみ細工の形をビーズで表現すること。
試行錯誤の結果出来たのですが、実はそれを裏返すと、なんと折り紙で折ったような
形が!ということで次の 紫のネックレス「ORIGAMI~おりがみ~」が
生まれました。
一番基本的なシードビーズと竹ビーズを使ってどこまで素敵なモチーフが
できるかの挑戦でもあります。だって、平凡なものがとっても素敵になるって
ドリームストーリでしょ?
実は最初2キットバージョンのほうのボリュームで提案してたのですが。
「いやいや これは編む分量がボリューミー」ということでビーズを半分の
分量でデザインしなおしました。どうしても盛々になってしまう私です。。。
ネックレス部分にも家紋の隠れキャラ「升形」が配置されているのです。
最後に多彩色のネックレス「KIKU ~菊~」についてですが、これは別格です。
最初からライスワークス社の方に「一点は学べるとか教材になるとかそういうことを
無視して、私が、大好きなデザインを出させてください」ということでデザインしました。
「いろいろな形のビーズで作るモチーフが学べる」「ベースに盛り付けるということで
ハスケルを意識した立体的な造形」となる私のデザインテクニックを学べるという
ことより、「安藤潤子が大好きな色と形」が詰まっているのです。
私の根底に流れる「和」のテーマを感じていただければ嬉しいです。
昨年末、足を骨折してしまうという事件がありました。
それは 実は この研修会のテーマのヒントを探すため
出向いた先での赤っ恥事件です。 それはここに書くと皆さんに
知られてしまい 恥ずかしいので会場でさらっとお話しましょうか。。。
コロネットがライフワークス社となって初の研修会 新たなスタートです。
皆様のお力添えをいただけると嬉しいです。
ご参加をお待ちしております(^^)/



