霊はわれわれの無意識に存在しており、彼らが姿をあらわすには、人間の心の中に入り込む必要がある。

霊とは、多くの側面を持った原始心像として、ひとつの元型を囲む、漠然とした認知の雲のようなあつまりである。

認知は対立を前提としている。すなわち、「この世とあの世」「前と後」「上と下」「喜びと悲しみ」などの対立がなければ、区別ができす認知ができないということだ。

霊はわたしたちの認知できない世界(無意識)に存在するものである。わたしたちがそれを認知するためには必ず人間の感覚に依存しなくてはならない。

つまり霊とは、わたしたちの認知神経を刺激する何かしらの元型であり、わたしたちはその元型の一部の側面をみて例の存在を認知するのである。