昨日の記事の通り、とある短編賞に作品を投稿したが、箸にも棒にもかからなかった。
それはそれで仕方のないことだと理性の面では納得しているのだが、感情の面ではなかなか納得できなかった。
一応これでも(エロも含め)お金をもらって文章を書いてきた経験があり、それなりの自負もあった。
で、結果がそれなら、受け入れるのにそれなりに葛藤があるのは当然だろうと思う。
さらには、今朝一番良い賞を取った作品を読む機会があったのだが、正直何を言いたかったのかわしには分からなかったし、選者が何を持ってこの作品を是としたのかも理解できなかった。
結局のところ、いわゆる『世間』が良いというものをわしは理解することができないし、その『世間』が求める何かを書くということもできないのだろう。
そうした結論に至った今、今後わしは文学系の賞レースには参加しないことに決めた。
さて、文章のことはともかく表題の『プロコンにも参加しない』というのはどういうことかと読まれている方々は思ったことだろう。(是非にも思って欲しい(笑))
実は地元(と言って良いのかな?)にDISCOという会社がある。
本社は東京なのだそうだが、今の職場と同じ市域(とはいえ結構遠い)に工場があって、そこでプログラミングコンテストが開催されるのだ。
去年に続いて2回目ということで、無料で参加できるこうしたイベントを通して、啓発と人材確保に努めているのだろう。
で、去年はちょっとどういうものか分からなかったので参加しなかったが、今回は前回のことやサイトの情報をみてどうするかを決めようと考えていた。
すると、まるでそれを見透かしたかのうように昨日の新聞に広告が入っていた。
広告はともかく、その中に1つ過去問題が掲載されていた。
問題の内容を詳しく掲載することはできないが、ある範囲の整数のうち、2つの値の公倍数ではない数字を抽出し、その中から何番目に現れる数字は何かという問題だった。
問題の内容は算数のテストの文章問題に似ている。実際プログラムってのはそういう考え方で小さく各機能を作るのである。
これはいい。ちょいとこの問題で腕試しをしてみようかと、年単位で久しぶりに開発環境を整え、今朝からちょっとやってみた。
結果から言えば、時間がかかりすぎた。おまけに、わりとしょ〜もないミスでなかなか思ったような結果が出なかった。
最終的にはプログラムは仕上がったし、答え合わせもバッチリだったが、たったこれだけの問題に2時間も右往左往していたのでは何にもならん。
イベントサイトには例題が3つほど出されているが、それに取り掛かる気力すら沸かない。今のわしにはちょいとハードルが高いように思われた。
そんなわけで、わしはこのプロコンにも参加しないことを決めたのである。
文章の賞レースには今後参加することはないが、プロコンについてはまだやれることがあるような気がする。
なわけで、参加しないのはあくまでも今回だけで、もう少しリハビリをして、もし来年も開催されるようであれば参加してみようかと思う。
参考までに、以下に例題を解くためにわしが書いたプログラムも掲載しておく。
Javaなのでそう読むのに苦戦はしないはずだ。興味がおありでJava開発環境をお持ちの人(あるいは環境を設定してみようかと思っている人)はコピペでもして実行してみるとよろしかろうと思う。
また、これらのコードと実行結果からどういう問題だったかを想像してみるのも面白いかもしれない。
コメントアウトも全文載せるので、どういった迷いやミスがあったかも含めて想像してみて欲しい(笑)
ちなみに、この地域のプロコンの情報はこちら。
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package disco2017;
import java.util.ArrayList;
import java.util.Iterator;
import java.util.List;
public class koubaisuu {
public static void main(String[] args)
{
//int count = 1;
List<Integer> Num = new ArrayList<Integer>();
for(int i = 1; i <= 1000; i++) {
if((i % 3 != 0) & (i % 5 != 0)) {
Num.add(i);
//count++;
//System.out.println(i);
//System.exit(0);
}
}
System.out.println(Num.get(399));
}
}