目出度く用件を済ませたわしは、その過程である驚愕すべき事実に気づくことになった。なんと、人生一太っていた時期と同じくらい腹が出ているのだ(つД‵)
 これはいかん。いくらなんでもどうにかしなければならない。そこでわしは、どうせ用も無いのでトレーニングを再開することにしたのである。
 わしは、3月くらいまでそこそこの分量のトレーニングを行っていた。まず10分ほどちんたら走り、縄跳びを5ラウンド行い、ミラーシャドーを3ラウンド行い、そこそこの量の筋トレを行い、縄跳びを3ラウンド行い、整理運動をする。
 これをほぼ毎日やっていたのだが、3月半ばから仕事が忙しすぎてできなくなってしまっていた。
 ソフトウェア開発の現場において、設計や製造は上流工程になり、わしがやっていたテストや構成管理といった作業は下流工程になる。
 しんどいのは間違いなく開発で、こうした仕事は得てしてスケジュールを押すものだ。で、納期は別に後ろにスライドしないので、必然的に下流工程の仕事は、俗に言う『ケツカッチン』になってしまうのだ。
 で、6月の納品に向けて、3月半ばからアフォほど忙しくなったもんだから、トレーニングどころではなくなってしまった。
 7月は1ヶ月ふぬけていたこともあり、体型が元々のわしのデフォルトであるデ○体型に戻ってしまったのは致し方無いことだろう。
 とはいえ、とにかく何とかしなければならない。何とかしなければならないが、いきなり前の分量のトレーニングをこなすのは絶対に無理だ。
 そこで、わしは少しずつ負荷を上げながら、以前の量のトレーニングを行うことのできる自分に戻るべく努力を開始したのである。
 いつからだっただろうか。5分ばかり走り、縄跳びを2ラウンド行い、ミラーシャドーを3ラウンド行って整理運動をするところまで体力が回復したあたりから、左足首の付け根当たりが少し痛くなった。
 痛いことは痛いが、どうしようもないほどに痛いわけではない。何となく痛いと感じるだけである。
 この程度の痛みは、昔から運動なんかをやっていたときに感じたことが無いでもない。そして、そうした場合大体が、運動をしている間に収まったものである。
 このような経験から、わしは今回もそんな程度のもので、まあトレーニングを継続しても問題なかろうと判断したのだ。そして、その判断こそが、後に2ヶ月以上が経過した今ですら、しゃがむことも難しいほどの負傷へとつながってしまうのだった。
 痛みは相変わらず続いていたが、別段ひどくなるような気配は感じられなかった。そうこうしている間に体力はがしがしついて、そろそろトレーニングの分量を1段階上げても良い状況になっていた。
 痛みが続いて何だかイライラしていたわしは、とにかくその苛立ちをトレーニングにぶつけることにして、縄跳びをさらに1ラウンド増やすことにした。
 余談だが、縄跳びほど理想的な全身運動はそうは無い。ただ、わしと年が近い人は急に1ラウンドといったやり方はしない事をおすすめする。
 一見すると膝や足首に負担がかかる印象のある縄跳びだが、実際には一番腰にくる。人にもよるが、通常1ラウンドで400~500回ほど飛べるので、まずは100回ほどからはじめると良いだろう。だいたいこれで30秒前後である。
 話はそれたが、縄跳びを3ラウンドしたその日の夜、耐えがたい激痛がわしを襲った。これが、今現在にもおよぶわしの足の負傷のはじまりだった。(続く)

-----

↓ポチッとよろしく

人気ブログランキングへ