今のPCを使い始めてから2年ほどたつが、その間細かいトラブルがずっと続いている。自分の技術でリカバリーできる範囲ではあるものの、何度もそんな事が続くのは結構なストレスだ。とは言っても、元々中古で5960円(OSなし)の代物なのだからしょうがないのかもしれないが。

 間でOSをVineからubunts(どっちもLinux)に変更しても同じエラーが出る。という事はOSのせいではなくハードウェア固有の事由、平たく言えばパソコンの故障としか思えない。今までは「少々胡椒っ!」と思ってリカバリーを行ってきたが、最近では二日に一回の割合で同じエラーが起こる。さすがにウンザリだ。それに、このような事が頻発しているうちに、結局メーカーに修理を出さなければならなくなる可能性が非常に高い。こんな骨董品を、はたしてメーカーは修理してくれるのだろうか?
 
 そんなわけで、年末に入ってくるちょっとしたじぇに(ボーナスではない)を使って買う予定だったギターを泣く泣く諦め、新しく(中古の)PCを手配した。次にやって来るのはDELLのパソコンなのだが、これはもはやPCと言うよりはワークステーションである。どう違うかを説明するのは難しいので省略するが、興味のある方はDELL Precision 490で検索されてみるとモノが分かると思う。

 今にして見ればややスペック不足のように思われる方も多いかもしれないが、ワークステーションはテクノクラートがバリバリ仕事をするための代物なので、わかりやすいCPUやメモリ、ハードディスク容量以外の部分も細部に渡って高性能に作られたマシンだ。また、拡張性が昨今流行りの省スペース型のデスクトップ機と比べて非常に高く、その機種の考えうるハイエンド機を想定した作りになっている。

 現時点で問題なのは、ビデオカードに何が刺さっているかがイマイチ分からない事くらいだが、製品のスペック表を見る限り、今使っているPC(IBM A50)のオンボードのものよりは高性能である事は間違いない。もしハイエンドのカードが刺さっていたら素晴らしい事だ。そう期待したい所だが、差し当たりVGA変換コネクタが欠品だという事だから、そいつを別に手配しなければならない。これでテラーマクロとの決戦にも準備は万端だ(笑)しいて言うなら、メモリがデフォルト(2GB)なので、どうせなら最大(32GB)まで増設してやろうと思う。

 ちなみに、OSは今回もubuntsを使う。見た目は大分違うが使用感はほとんどWindowsと変わらない上、Googleさんのバックアップもあって同じPCで使った場合はWindows XP(Pro)よりもパフォーマンスが向上する。おまけに、へっぽこ開発者という側面もあるわしにとって実際に運用される環境に近いPCで開発を行うという事は大変意義深い。Win向けの開発はWinマシンで行い、それ以外は基本ubuntsで。余裕が出ればiOS向けにMacintoshも配備したい。一体何をやる人なんだろう?

 Windows環境にしても整備が必要だ。今使っているIBM ThinkPad R40eはさすがにもうしんどい。これについては必ずしもハイパフォーマンス機がいるわけではないので、さしあたりデュアルコアCPUを搭載したメモリ2GB以上のものを物色しよう。すぐにというわけではないが、来年度に入るくらいには買い換えたいものだ。

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