昨夜のことだ。
あまりの寒さに顔の痛みと尿意によって訪れた不快感は、わしの安眠を妨げうるに十二分であった。
寝ぼけたまま暖かい寝床を離れるのにはかなりの勇気と時間を要したが、よくよく考えてみればえぇ年こいて寝小便というのも情けなさすぎるので、とにかくわしは寝床から這い出してトイレへと向かった。
ゆっくりと用を足しながら、あまりに寒いので首にタオルでも巻いて寝ようと思ったわしは、面倒だったので電気をつけずにタオルの入っている引き出しへと向かった。
その時である。なんとその引き出しのすぐ横にわしと同じくらいの背丈の人間が立っているではないか。
おまけに、どうみても首から上が無いのだ。
本来小心者で、注射とオバケが怖いと公言して憚らないわしが、「うおっ!?」という妙な声を上げながら尻餅をつき、弾みで屁をこいてしまったのは想像に難くないだろう。
そして、良く見ればそれは人ではなく、ハンガーに吊り下げた「例の」コートであったのもまた、想像に難くないだろう。
実はいまだに尾骶骨が痛かったりする。
くそ寒い真夜中に、そのせいで目がばっちり覚めてしまったのは言うまでも無い。

では、恒例のライブの様子を。

もはやコメントが寄せられることもなくなってしまったが、なかなか適当な演奏をしている。
ポイントは「テキトー」ではないことだ。両者の間にはマリアナ海溝に匹敵するほどの隔たりがある。

そして、やはりもう飽きてきた輸入車ショーの写真を。
ただし、今日の三枚は輸入車というよりは、レアカー、クラシックカーだ。
$安田亜村の過ぎた日の喜びも悲しみも

初代バットモービル

$安田亜村の過ぎた日の喜びも悲しみも

戦前のパッカード


$安田亜村の過ぎた日の喜びも悲しみも

古いロールスロイス

展示してあった最新モデルよりも、これらの方にわしの気持ちが向いたのは、単にわしがオールドタイプの人間だからだろうか?
いや、それだけではないと思う。
おそらくそれは、知りもしない時代への郷愁にも似た憧れとともに、今の車の失ってしまった何かをこれらが持ち合わせているからに違いない。
ちなみに、ロールスちゃんはなんと現役で、ナンバーも取得している。
コンディションを維持するために、おそらく膨大な時間と苦労とお金がかかっているのだろう。
わしには到底真似できないことだ。
羨ましいというか、なんちゅ~か・・・・・・ギャフンッ!

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