長かったような
あっという間だったような
航君の夏休みは、昨日でおしまい。
会社を辞めたおかげで
航君の遅起きにあわせて朝食を作れたから
良かったかな。
夏休み中は図書館でお勉強をすると言って
おにぎり作りだけ頼まれていたので
ずいぶんと楽ちんさせてもらってました。
今日からまたお弁当作り開始
相変わらずの・・・だけど
早起き出来ただけでも
エライぞ 私
前の会社を辞めて、
立ち直れなかった私だから
ネイルはテンションのために
攻めてみました
自由になった喜びを味わおうと努力してみたけど、
自由は期限付きであるからこそ 味わえるものなんだよね。
もともと貧乏性でジッとしてることが出来ないしさー
午前中は図書館、
午後は市が運営するスポーツ施設で筋トレ。
夕方、ちょっとフルート
そんな贅沢な日々の中、
ハローワークで偶然見かけた
20年勤めてた損保会社の求人広告
私はずっと事故査定部署だったんだけど
求人は営業サポート業務。
10年も会社から離れてるしな、
保険内容も会社の体制もずいぶん変わってるだろうしな、
1人の求人枠に10人近く申し込みがあるってことだし、
ダメだろうな、無理だろうな、
あきらめ前提で履歴書出してみたんだけど
拾ってもらったーーー
一次 支社長面接
二次 適性試験
三次 部長面接
「もと社員」でも会社は厳しいのだを痛感。
でもね、
最後の部長面接の後
現役時代の後輩が扉の外で待っててくれて
懐かしさで泣きそうになっちゃった
彼女も出産して退職したけど
子育てが一段落した3年前にパート勤務を始めたらしく、
彼女の口から出てくる懐かしい名前の数々で
10年の月日が一瞬で吹っ飛ぶ。
「先輩の履歴書を部長と支社長から
見せられたんですよーー、
『この人、知ってる?』って。
びっくりしちゃった」
「絶対に先輩に決まりです。
みんなに声かけて昔みたいに集まりましょう」
人生って本当に無駄なことはないんだな。
トンネルに入ったからこそ味わえる明るい光のありがたさ。
この人たちと再会するためのトンネルだったんだ
初出勤までの自由な時間。
大切な人たちと大切な時間を過ごそう