ふと目に留まったこの本・・・・・・。
聞きなれない「国際霊柩送還士」という名前。
エンジェルフライトというネーミング。
思わず手に取ってしまいました。
外国人や日本人の遺体を故国へ搬送する
国際霊柩送還士の活動が描かれたノンフィクション作品。
こういう仕事があること自体 少なからず驚いたけど、
心を強くゆすぶられたのは、
過酷でつらく厳しい現場の中で
死した方と遺族に対する真心がとてつもなく偉大なこと。
無残な姿で戻ってきた遺体を丁寧に根気強く
眠ってるようにと 対応する様は
同じ人間で ここまで出来るのか・・・
と、息苦しくなることが何度もありました。
苦しくなって
本を閉じる・・・ということが何度もあって
読み終えるのにずいぶんと時間がかかったな。
とても重たい内容だけど
「死」は避けては通れないもの。
当たり前の日常に
感謝することを忘れてはいけない。
強く感じた
価値ある1冊でした。
今日は、
航君の荷物が大量で
「お弁当いらない」と言われたので
お休みです