やっと観られるわぁ。
赤坂の駅を出たらすぐに発見
ACTシアター。
こんなに大量の胡蝶蘭を花屋以外でみたことない
最後の舞台まで怪我をされませんように」
と書かれています。
舞台を観た後、その言葉の意味がわかりました。
やっぱり 草薙君の箱が一番大きいのね。
前から10列目。
良い席でした。
通路側だったので すぐそばを俳優の方々が
練り歩いてくれたし
ほんの数メートル先に
スンウォンシがいる
草薙君がいる
って思うだけで
テンションあがります
お布施(?)を集めだしたキムウンスシには びっくり
客席を練り歩き、
舞台に帰るときには
カゴから千円札があふれてた。
お札を取りに目の前に俳優さんが来てくれるんだもんね。
演出としては ありだよね。
物は考えよう・・・
私は 遠慮しましたが。
休憩をはさんだ後半は
笑いも前半と同様にあるけれど
気がついたら 涙がこぼれてる・・・
ってことが多くて
最後草薙君が 詩を語るときは
ぼろぼろ泣いてしまった。
「なんだかわからないけど 涙が出るんだ」って
草薙君のセリフがあるんだけど、本当にそんな感じ。
この舞台に
全身全霊で取り組んでいることが
にじみ出ていた草薙君、
韓国スターという肩書きがあるのに
「綱渡り」なんていうアクロバットを
やってのけたスンウォンシに
拍手
舞台上で
素なのか演出なのかわからないほど
仲良しだったふたり。
年中 ハグしてた気がするよ。
身長さが心配だったけど
草薙君のパワフルな演技には
無用な心配でした
そして、「シテイホール」や「恋はドゥクンドゥクン」で
おなじみのスンウォンシの投げキス、
キャッ
生ですよ、生
「ぼくに炎の戦車を」
これはウイリアム・ブレイクという詩人の
「エルサレム」から引用されたもの。
『ぼくに燃える黄金の弓を
希望の矢を 槍を
ぼくに立ち込める雲よ 消えろ
炎の戦車をぼくに与えてくれ
精神の戦いからぼくは一歩も引く気はない』
これを 観客に向かって
語る(?)いや 訴える(?)草薙君に
圧倒されちゃった。
なんだろ、
ホント 泣きました
日本人として
心穏やかではない セリフがあったりするけれど
そんなこんなをひっくるめても
終わった後に 温かい気持ちになれる
良質な作品だったと私は思います。
日韓の間で
微妙な空気が流れてる「今」でも
このような舞台を 受け入れることができる
習熟した日本の文化や
懐が深い日本の社会を
私は誇りに思います。
韓国でも
草薙君の熱い想いが届きますよう
願っています。
すてきな
舞台に出会えたことに
感謝