豪雨 | 過疎化研究員のブログ

過疎化研究員のブログ

ブログの説明を入力します。

豪雨の定義はどのようにされるのか

成美堂出版 気象天気の仕組みが良く分かる事典より


・1時間あたり30mmを超えると、相当身体が濡れて、土砂災害の危険性が高まる。

・50mm以上だと、マンホールから水が溢れ、雨がゴーゴーと降り注ぎ、災害発生する。

特に、森林、田畑が少ない都市部では土壌が少ないため、雨水を十分に吸収できず、下水道や河川の処理能力を超えてしまう。

→道路の冠水、地下街に水が流れ込むといった、「都市型災害」を引き起こす。

・80mm以上だと、呼吸も困難になり、大災害が起こる。



豪雨の原因は積乱雲。

空気が日差しにより加熱されたり、暖かい海水に触れたりして、空気が軽くなり上昇する。

→これにより積乱雲が発生。

積乱雲は最も成長すると、雲の頂上が水平に広がり、「かなとこ雲」を形成する。これは、雲が地上数11-13キロの対流圏以上の高さに成長できないから。対流圏より上の成層圏では、オゾン層により高度が上がるほど気温が上がる。冷たい空気は暖かい空気より重いため、対流圏の冷たい空気は成層圏に登れないため、雲は対流圏界面に広がることとなる。