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大阪3日連続LIVEが終わった。
色んな形、色んな場所での3日間。
まずは、ファンクラブイベント。

「ツアー後夜祭」と題した、大阪でのファンクラブイベント。

東京で行った「前夜祭」もそうだったけど、みんな本当に心からアンダーグラフの音楽やLIVEを好きでいてくれるんだなって感じて励みになった。
今回は招待枠ってのも設けたから、みんな親子や、親友など色んな大切な人も連れてきてくれていて、暖かな優しい時間になった。
U.G.Aの住民のみんなありがとう。

そして、二日目。
前日とは真逆なぐらいアウェイ感。

初めてアンダーグラフを観る人達が沢山いるんだろうなって、演奏する前、ステージに出た瞬間にわかる空気感。

こんな時、大切なのは、心持ち。
別にアンダーグラフを嫌いな訳じゃなく観た事がないだけ。
ちゃんと伝えれば伝わるって知ってるし、LIVEに足を運ぶような素晴らしき音楽好きな人達。ゆっくりと時間をかけて焦らずにしっかりと。

前に来てくれる人もいるし、壁際で観てる人にもちゃんと伝わるように。

最後には会場一つになってるのを感じた。
よくよく考えてみれば、僕らはストリート出身。
ストリートはアウェイ中のアウェイからいつも始まる。
誰も僕らの事なんて知らない人達、音楽が好きかどうかさえわからない人達が通り過ぎる前で演奏してたから。
そんな人達に音楽を伝え切る喜びは半端ない。
この日は、そんな喜びを思い出すLIVEだった。


3日目は同志社大学の新入生歓迎のLIVE。
同志社大学とアンダーグラフは濃い繋がりにここ数年でなった。
二年連続で学園祭に呼ばれ、学生達はワンマンも必ず観に来てくれるし、アンダーピラフ丼と名が付いた学食まで発売してくれている。これがまた美味しい。

今年は、新入生歓迎の時間にお邪魔した。

大学に入学したばかりのみんなの前で、僕なりの考えも色々話せたトークの時間。
「将来はこれをやるぞ!って既に決まってる人?」と問いかけると、数人。
「まだ決まってない人?」と聞くと一斉に手があがったのが印象的だった。

僕だってそう。大学に入った時、ミュージシャンになるなんて思ってもいなかった。

ただただ、何をすればいいのかを考えてたし、焦ってたし、自分の可能性を信じてた。

僕なりだけど、心配ないよ。ただ、探し続けようなって。

努力に努力を重ねて入学した人達ばかりだから、きっと大丈夫だよなって思ってた。

LIVEは、アコースティック編成。
2011、ユビサキから世界を、ビューティフルニッポンと、学生に聞いて欲しい曲を中心に。

色んな形で、色んな人達の前でLIVEが出来るのは、いかにもアンダーグラフらしいなと、自ら感じる3日間だった。

長年音楽をしてきて僕なりの答えがある。
何処に出しても恥ずかしくない妥協無き音楽を作っていれば、どんな形でも届く音は届く。

そう信じてるし、信じさせてくれているファンのみんなに心から感謝したい。

なるべくみんなが明るい方へ向かえる言葉と音楽をこれからも作りたいと思えた3日間。

LIVEに足を運んでくれた全ての人達へ、改めてサンキュー!


真戸原直人










後輩からの一本の電話。
「真戸原さん、沖縄に行かないですか?」

大阪時代バンドをしていた後輩が今はイベンターとして仕事をしていて、「アンダーグラフに是非出て欲しいイベントが沖縄であります。」と。

「勿論!」その日から、待ちわびていた沖縄。


高校の修学旅行の時以来、17年ぶりの沖縄。


今回の旅はメンバー、そしていつもお世話になっているサポートのメンバーやスタッフを、
アンダーグラフのLIVEとして沖縄に連れていける事がとても嬉しかった。


自らレンタカーを手配し、色んな人に沖縄の観光場所、ご飯屋さんを聞き、前持ってインターネットでエメラルドグリーンの海が見える離島を探し、
みんなに楽しんでもらおうと決めた旅立った。

詳細はとおるさんのブログを見てくれたらわかるので、

ここではそれを省き、
僕が感じた沖縄をここに書きたいと思う。


僕が沖縄を始めて意識したのは、多分小学一年生ぐらいの時。

両親が鹿児島出身ということもあるのだろうか、真戸原家の食卓には、時々ゴーヤが並び、おやつにさとうきびが何故か出る時もあった。

苦くて不思議な形をした野菜、かじるのが大変なのに、駄菓子屋で売っているお菓子より甘くはない竹の様なものが沢山ある場所。
それが沖縄の最初の知識でした。

4年生ぐらいになって、高校野球の歴史を振り返る本を小学校の図書館で
何度もその本を読み、沖縄の高校が甲子園に出場したのに、甲子園の土を持って帰れなかった話も知った。


高校生になり、修学旅行の為に学んだ沖縄の様々な歴史。

17年ぶりの沖縄は、あの時感じる事が出来なかった色んな事を僕に教えてくれた。

音楽が街を包んでいる事。

沖縄の人達には、生まれ持って音楽が染み付いていて、歴史だし、生活だし、文化となっている事。

優しく、挨拶をしてくれるだけじゃなく、笑顔で挨拶をしてくれる事。

もてなしの心が自然と心の中に生きている事。

みんな明るくていい人ばかりで、話すのが大好きで、笑うのが大好きな事。



どうしてこんなに自然と笑えるんだろう、どうしてこんなに心穏やか何だろう。

東京にだって、大阪にだって、優しい人はいるし、笑顔の人は沢山いる。
だけど、何かが圧倒的に違っていた。


そんな事ばかり考えていて、FM沖縄の人に話を聞くと、

「沖縄の持つ歴史として、自分達だけでは生き残っていけないという時代があったり、沢山の悲しい歴史を乗り越えてきたという思いがそうなるんじゃないか」と教えてくれた。

全てそれが理由ではないかもしれないけど、こんなに優しい人達が沢山いる事に純粋に嬉しかった。


D51のゆうくんは、僕らが沖縄に来る事を知って、わざわざ東京から前のりで沖縄に入ってくれ、毎晩会いに来てくれた。


LIVEを観る人達はまるで、お祭りのようなのりで楽しんでくれていた。

ユビサキから世界を、そして、サンザシ。どんな風に届くかは演奏するまで不安だったのに、しっかりと届けさせてもらえた。



「東京で何か大切な事を忘れてしまっているんじゃないか、そもそも大阪でもこんな感情は持っていなかったんじゃないか」

そんな事を思わされる旅だった。

素晴らしき日本人の姿に沢山触れられた。


この旅を通して一番心に残っている事がある。

僕はあまりお城や武士の歴史に興味がなく、武士が統一した、とか、天下をとったとか。お城が立派だとかはあまり興味が沸かないほうだったが、

首里城を回っていたとき、ある情報をみつけた。

首里城のデザインで使われている龍は、中国のデザインを参考にしたらしく、中国の龍の爪は5本。

しかし、首里城の龍の爪は4本。中国に敬意を払い、1本少なくしてあるらしい。

僕はそういう考え方が好きだ。一本多くして

「どうだ、こっちのほうがすごいだろ」とはなっていない、その考え方がなんか格好良かった。



色んな事が起こる旅でしたが、間違いなく今年一番の思い出が出来た沖縄での旅でした。

またみんなで行けたらいいな。

真戸原
ツアー無事終了しました!!


大阪、名古屋、東京。


今回はどの会場も特にみんなの顔が印象に残ってる。

思い返すと、知らず知らずのうちにいつもより顔を上げてみんなの事を見てたなぁと思うよ。


ステージから見えたみんなのキラキラ笑顔はサイコーにサイコーやったし、ノリノリに踊ってたり手を挙げたり手拍子したり、一生懸命コーラス一緒に歌ってくれてる顔や、まっとんに負けんぐらいどの曲も必死で歌っくれる顔。。。


そのすべてが、とってもステキでみんなの愛情を改めて身体中で受け止めました!





ホンマにありがとう。






それでも今回は本当は流してほしくない涙もたくさん流させてしまったよね。



ゴメンね。



でもな、私はそれを受け止める覚悟でずっといたよ。

だから、みんなにライブに来てほしい、会いに来てほしいって思ってたし、ライブ中は自然とみんなの顔を見て色んな感情を取りこぼしたくないと思って演奏してたんやと思う。



それを感じてから、また一緒に前を向きたい。



やっぱり私はメンバーと一緒に居ることで、一緒に音を出すことで知らんうちに笑ってるし心も前に向いてる。

だから勝手かもしらんけど、みんなにもアンダーグラフの音楽と言葉でまた前を向いて一緒に進んでいけたらなぁと思っています!




よし!!
このツアーがこれからの始まり。

ホントにステキなツアーになりました!!

いつも支えてくれてホンマにありがとう!

一緒に行こな!!






傷つきながら人は強くなる 

何処でどんな未来たちが僕らを待ち受けても

急な雨もやがて河となり 貴方を潤すだろう

新たなる旅路の始まり






また、みんなの笑顔に会える日を楽しみにしてます。。。


谷口奈穂子